菅井の東工大ブログ

東工大工学部に長岡高専から編入した菅井直人のブログ。そして博士3年に。

Fun Slides

2012-04-26 22:47:02 | 東工大生活
Moore研では、週に1度グループミーティングがあり、
1人が60~90分程度の研究発表を行い、研究の方向などについて話し合います。
教授の都合でミーティングがキャンセルされたり
各種発表の練習会になることも多いので、一般のメンバーは1年に1回程度
研究発表を行うようです。


そして、まじめな研究発表が終わった後は「ファン・スライド」の時間となります。
これは、5~10分程度で面白かったりリラックスできるような話をするというものです。

例えば、「先週姉の結婚式に行ってきたのでその時の写真を見る」とか
「去年から10キロ以上痩せたダイエット方法について」とか様々です。
菅井は、初めてのプレゼンの際には東工大や旅行先で撮影した
日本食の写真を見せて無難に切り抜けました。
しかし、最後のプレゼンではもっと勝負せねばなるまい…!と思い
教授いじりを含んだMoore研ネタをテーマにFun Slidesを作成しました。
結果、この半年で一番の笑いをとることができて、
そして何より教授も大笑いしていてほっとしました。

トップ画像は、そのFun Slidesで肝となったボッティチェリの絵です。

Mooreグループでの最終プレゼン

2012-04-26 22:38:31 | 東工大生活
4月13日に帰国し、新たな気持ちで東工大生活をスタートさせています。
博士2年生になりました。


3月末に、Mooreグループでの研究内容を
グループミーティングでプレゼンしました。
質疑応答を含めての90分程度のプレゼンでした。

プレゼン中は、Moore教授から
数分ごとに実験内容について質問されたため、終始緊張しっぱなしでした。
手塚教授とゼミをしていても感じるのですが、先生方は
初めて聞いた研究内容に対してもズバッと的確なアドバイスをして下さいます。
今回も、的確すぎて菅井が感嘆したり困ったりするような質問ばかりでした。
さすがプロです。


発表が終わった際には、Moore教授が声をかけに来てくれて
研究成果や研究態度についてお褒めの言葉を頂きました。
二度も握手をされたり、「よくやった」とか
「推薦書とかが必要なら、いつでも声をかけていいから」
とか言って頂けて素直に嬉しかったです。
(Moore教授の推薦書が必要になるような日がいつか来るといいけれど…)
また、発表後にはポスドクたちが近くの黒板を使って
菅井の研究内容のデータ解析法について熱心に議論を始めており
プレゼン後に議論が始まるなんてことはなかなか無かったので、
みんなが面白いと思える成果を示せたんだな、と実感して嬉しくなりました。


が、発表後にはものすごい汗と緊張とでくたくたで、
翌日は一日寝込むほど心身ともに消耗しきっていました。

トップ写真は、グループミーティング前の一枚。
Mooreグループでは、グループミーティングの際に、お菓子が出ます。
買ってくる人は当番制になっていて、発表中もガサガサお菓子の袋を
空ける音が聞こえることもしばしばあります。
下の写真は、このグループミーティング後に開催された、
国立研究所に栄転するポスドクのさよならディナーでの一枚です。
いろんな国の人がいます。