菅井の東工大ブログ

東工大工学部に長岡高専から編入した菅井直人のブログ。そして博士3年に。

ブログ更新一時停止?のお知らせ

2008-01-30 15:29:08 | 東工大生活
僕は今住んでいるアパートには
インターネットを引いていません。
あると堕落しちゃうので…。

そこで東工大のパソコンから更新していました。
しかし!明日から工事が始まるとかで、
学部学生用のネットワークが使えなくなります。
そのため、ブログ更新を暫く休止することに
なるかも知れません。

図書館のパソコンは別みたいなので
そこから更新できるかもしれませんが…。
連絡が遅くなってしまい、申し訳ありません。

研究室決定

2008-01-30 11:13:44 | 東工大生活
昨日、有機材料工学科3年生の
研究室配属が決まりました。

有機材料工学科は大きく分けて
物性系と合成系の研究室に分かれるのですが、
今年は合成系の人気は全くありませんでした。

僕は高専から引き続き合成の研究を
したいと思っていたので、有難かったです。

* * *

希望者が定員オーバーした研究室を希望した学生は、
くじ引きで研究室を決めました。
人によっては2回もくじ引きに負けた人もいて…。

でも、某助教授の先生によると、
ノーベル賞受賞者の白川さんも希望の研究室に
行けなかったけれど、そこでノーベル賞につながる
発見をしたから希望の研究室に行けなくても
それはそれでおもしろい、そうです。

* * *

ちなみに、菅井はいろいろ悩んだ結果
環状の高分子合成などを研究している
T研究室でお世話になることになりました。

いよいよ、研究者・技術者としての
第二歩を踏み出した感じです。
(第一歩は高専時代ってことね)

社会の理工学そして芸術

2008-01-30 11:08:01 | 東工大生活
…という不思議な名前の講義をとっていて、
その講義の一環で芸術のプレゼンがありました。

小学校の頃から鑑賞するのは好きでも、
絵を描いたり楽器を演奏したりするのは
本当に苦手かつ苦痛という人間だったので
一瞬この講義を切ってしまおうかとも考えました。

でもまあそこは堪えて今まで撮り溜めた
写真を使って発表しました。
今まで撮り溜めた15000枚をチェックするだけで
2晩かかったという…。

先生からは、意外なことに好評を頂きました。
しかし、僕の発表は理論的であったけれども
それを超越するような新しい概念、視点が
欲しかったとのコメントも頂きました。


理論的すぎるというのは理系の人によくある
パターンだそうです。
科学においても、時には今までの理論を
覆すような発想が必要になることもあるでしょう。

自分の思考が過度に理論的になっていたことは
驚きであり戒めともなりました。


写真は、好評だったグアテマラでの一枚。

新日鐵君津製鐵所見学

2008-01-24 13:22:02 | 東工大生活
今期は有機材料工学科の菅井ながら
金属工学科の鉄鋼材料学を受講していました。
その講義の一環で新日本製鐵の君津製鐵所と
総合技術センター(研究所)へ行ってきました。
鉄、じゃなくて鐵なのがポイント。


日本最大級の製鐵所は、全てが大きく、
自分が小人になったような気がしました。
溶けてどろどろになった鉄が圧延ラインを流れ、
大量の水蒸気と熱気を発しながら
真っ赤な鋼板が加工されゆくダイナミズム。
なんか、人生観が変わるような気分でした。


工場見学だけでなく、大企業で働いている
東工大OB/OGの方々のお話を伺えたことも収穫でした。
研究職でも、研究だけでなく物流や合コンのことなど、
幅広く物事を考えているそうで、
社会人のスゴさを感じずにはいられませんでした。

東工大の先輩方が出迎えて下さっただけでなく、
昼食と豪華な夕食まで出して下さったので帰り際に
「どうしてここまでして下るのですか?」
と率直に聞いてみたところ
「お世話になった○○教授に恩返ししたいという
 気持ちが強いんだよね」ということでした。
なんというか、すごいの一言です。

ちなみに、帰りのバスの中ではOGの方が可愛かったと大評判でした。

SEMとの遭遇

2008-01-22 16:41:16 | 東工大生活
今日の実験では、走査型電子顕微鏡(SEM)で
高分子フィルムの観察を行いました。

その際、おまけとして髪の毛も観察しました。
先生はかなり髪質に詳しくなったようで、
「一つ上の学年の○○君は、本当に綺麗な
 キューティクルを持ってるんだよー」
などと、高分子よりも髪の話題の方が多かったです。


そして、自分の髪を見てみると。
断面が思ったよりもぐちゃぐちゃで衝撃。
思わず口をついたのは
「ハリケーンの通り過ぎた後みたい…」
でした。

全体的にキューティクルが荒れていたので
もう少し気をつけたいと思いました。

世界の東工大へ

2008-01-18 15:08:55 | 東工大生活
先ほどまで隣のパソコンを使っていた人が
このブログを見ていました。
世の中の狭さよ。
さすがに声はかけられませんでしたが…。

さて、東工大では
「日本の東工大から世界の東工大へ」
と銘打って講演会などが行われるようです。

おぉ、東工大も世界か、と言いたいところですが、
個人的には、まずは日本の東工大にならないと、
と思います。

何度か書きましたが、
一般の方の東工大認知度の低さはちょっと異常です。
もしかしたら、大学的には世界制覇してから
日本で認知される方針なのかもしれません…!

理系人材の社会的地位向上の意味も込めて、
東工大はもう少し有名になっても良いのではないか、
と思った次第です。

謹賀新年

2008-01-17 17:41:31 | 東工大生活
新年一回目の更新が今頃になってしまいました。
…休みの間やらなかった冬休みの宿題をしていたなんて
 口が裂けても言えない。
今更ですが、お目出度い記事でいきます。


先週、図書館前に自転車を止めたところ
異色の存在感を放つ自転車がありました。
よく見てみたところ…荷台には門松をしょって、
カラーリングは紅白と、この上なくおめでたい。

一体誰がどうして…。
さすが東工大、もの作りの精神が至る所で生きています。





↑チェーンの脇には、発砲スチロールで作った「迎春」




↑ハンドルには可愛い獅子舞