菅井の東工大ブログ

東工大工学部に長岡高専から編入した菅井直人のブログ。そして博士3年に。

近況など

2009-04-30 21:41:30 | 東工大生活
論文執筆地獄の終りが見えてきました。
そんな菅井の近況を少し。

新潟清酒達人検定の銅の達人を取得しました。
金の達人を取得できるよう、
精進を重ねていきたいと思います。

先日、信号待ちをしている時の話。
隣に赤ちゃんを抱いたおばあさんがいたので、
赤ちゃんを構っていたら、
そのおばあさんが赤ちゃんに言った言葉は
「ほら、おじさんにこんにちは、って言ってごらん」
でした。

菅井、22歳のおじさんデビューでした。
おばあさんに悪意が無い分、深く静かに傷つきました。

東工大生@台湾

2009-04-23 21:02:00 | 東工大生活
台湾に行ってから一ヶ月以上経ちました。
今更ですが、台湾での東工大生の話を少し。

台湾では、地下鉄に乗れば
パンタグラフの摩擦の度合いについて語り、
フォルクスワーゲンの車に乗ればその
エンジン音についての話で盛り上がりました。

さらに、帰りの飛行機の中では
比翼の材料や強度はどれくらいか、とか
着陸の際に遠心力を利用しているのでは、
などの力学トークに話を咲かせていました。

東工大生だなー、と思いつつ、
気づけば自分もその話に興味深く聞き入っていたという…。
写真はその台湾地下鉄です。


ちなみに、台湾に行った東工大生14名のうち、
3名が高専からの編入生でした。
編入生、頑張ってます。

新有機高分子生歓迎会

2009-04-22 22:00:05 | 東工大生活
いや、決して飲み会ばかりしているという
訳ではないのですが…。

有機材料工学科と高分子工学科は大学院では合併して
有機・高分子物質専攻になります
(専攻名に「・」の入る専攻は珍しいです)。

その有機・高分子物質専攻のうち、
有機材料工学科系の研究室に8名の
新修士1年生が入ってきたので、歓迎会が行われました。

そして、ここまでまとまりがあるクラスは
東工大でもそうそう無いそうで、
いいクラスに編入したな、と最近改めて思います。
幹事さん(塩谷研)は本当にエライです。


19:30開始、と告知されていても、実際始まるのは
その20分後というこのぬるい感じが凄く好きです。

そして新しくやってきた方々は皆さんいい人でした。
今年からますます楽しくなりそうです。

数名が酔いつぶれてしまい、
やはり助教授の先生に看護を手伝って頂きました。
毎回毎回、大変申し訳ないです。


下の写真の彼(住浅研)は、
「どうせブログに載せるんだろ!」
と言いながらしっかり写ってくれました。感謝。



新8階生歓迎会

2009-04-22 21:57:36 | 東工大生活
南8号館には、有機材料工学科の研究室が入っており、
その最上階である8階には、合成系の研究室が集まっています
(火事が起きた時の被害を小さくするための最上階という…)。

ちなみに、菅井の所属する手塚研究室も8階にあります。


この春から、8階に学部4年、修士1年、
他に博士研究員の方々が新たに所属しました。
その方々を歓迎せねば!
ということで新8階生歓迎会を4月14日に行いました。
昨年の10月に続き、2回目の8階飲みです。


中心となったのは、内部生の修士1年でしたが、
なかなか準備が間に合わず、新8階生の方々にも
手伝って頂きました。大感謝。


当日は8階だけでなく、他の研究室からも参加があり、
焼肉とビールでなかなか大盛況でした。

和やかに会は進行したものの、
終盤、某教授が差し入れて下さった
アルコール度数50℃の台湾のお酒に
数名がやられてしまいました。
教授…何故こんなやっかいなお酒を差し入れに。


助教授の先生に酔いつぶれた人の看護を
手伝って頂きました。大変申し訳なかったです。

でも、やっぱりたまに8階飲みをするといいね、
という結論にはなりました。ではまた、たまに!

新編入生歓迎会

2009-04-22 20:58:42 | 東工大生活
3月の末に「5月の連休までに論文書いてね」
と教授に言われ、静かに死にそうです。

が、そんな中でも飲み会には何だかんだで参加していました。
これぐらいでへこたれてはいられないのだ。

せっかく大学に編入してたのだから、交流の機会は
逃したくないな、と思います。
あと2年後にはばらばらの進路をとるのだから、
今のうちに少しでもみんなのことを知りたいな、と。


で、4月9日は新編入生歓迎会でした。

今年度は、長岡高専から3名が編入し、
内2名は寮・部活・研究室の後輩で、
懐かしい顔にまた会うことが出来て本当に嬉しかったです。
まさか同じ大学で勉強することにはなるとは!


新編入生の中にはこのブログを見てくれている人も
ちらほらいて、これも嬉しい出来事でした。
ブログを開設した後輩に
「菅井さんのブログを超えますから」
と言われてしまった…。


僕の能力ではやりきれなかったサークルにも
積極的に参加している姿を見て、
負けてられないな、と思った春の夜でした。

台湾研修その3(@国立中央大学2)

2009-04-08 18:58:07 | 東工大生活
11日は、そう、ついにやって来てしまった、
「ADVANCED FUNCTIONAL MATERIALS CONFERENCE」です。
直訳すると、先進機能材料討論会といったところでしょうか。
学会のようなものです。
ここでポスターを展示し、英語でその説明をしました。

東工大生のポスターは簡潔な印象を受けるのに対し、
台湾の学生さんのポスターは派手!といった感じでした。
でも、英語発表に四苦八苦するのはやはり同じでした。


ちなみに。
先生方が審査員となり、優秀な発表には賞が贈られたのですが、
なんと、菅井も「Best Poster Award」を受賞しました。
学生のほとんどが修士課程以上だったので、本当に意外でした。

賞状を手にし、瞼に浮かんだのは、
疲労の極致にいるのに原稿やポスターのチェックをして下さった
研究室のY助教授のお姿。心から謝謝です。
下は賞状を受け取る菅井。副賞は写真立てでした。






これ以降は交流のためのプログラムでした。
台中の私立大学、逢甲大学を訪問して大学を見学したり、
台中最大の夜市に連れて行ってもらったりして、
本当に良くして頂きました。


下の写真は、風光明媚な日月湖を訪れた夜、
みんなでビールをしこたま飲んだ後に撮影しました。

台湾の学生さんだけでなく、日本人学生同士でも
ほとんど話したことがないような状態で台湾に行き、
一週間たたないうちにここまで仲良くなれたとは、
今思うとなかなかスゴイことです。

今回出会った何人かの現地の学生さんとは、
細く長くメールで連絡を取り続けられたら、と思います。
また歓迎してもらえるだけの人間性や研究力を身につけねば。

今回、こういった機会を与えて下さったK教授に
深く感謝です(帰りは台湾の空港で現地解散だったけど)。




台湾研修その2(@国立中央大学)

2009-04-07 00:27:22 | 東工大生活
国立台湾大学へ別れを告げ、3月10日からは国立中央大学へ。
10日は国立中央大学の学生さんと一緒に、
シンクロトロンセンターや国立工業試験場を見学。
当然、真面目な活動もしてきたのです。

しかし、延々と続く英語の説明にうとうとするのは、
台湾学生も日本学生も同じでした。
トップ写真はシンクロトロンセンターにて。
下の写真は国立工業試験場にて撮影。置物が素敵でした。





移動のバス中では、隣に座った国立中央大学の
女子学生と色々話をしました。

かなりの日本通で、イケメン(未婚)日本人俳優はもちろん、
伊坂幸太郎・吉本ばなな・東野圭吾などの日本人作家や、
山本麻友香、草間弥生といった現代美術作家まで話題に上りました。
そして台湾の歴史について話をしたり。

日本人以上に現代日本文化に詳しいとは…
(もちろん皆がそこまで詳しい訳ではありませんが)。
親日的、とは聞いていたけれど、その意味を実感しました。


下の写真は、国立工業試験場の入り口にて撮影。
熱烈歓迎して頂きました。



台湾研修その1(@国立台湾大学)

2009-04-03 23:26:14 | 東工大生活
以前から書いていた通り、3月8~14日に台湾研修に行ってきました。
主な目的は台湾の学生さんとの交流と、ちょっとした学会でのポスター発表です。

3月8~9日は国立台湾大学で過ごしました。
この大学の前身は、日本統治時代の1928年に設立された台北帝国大学です。
(ちなみに東工大の前身は1881年設立)
台湾にも帝国大学が設立されていたとは…知りませんでした。

今や国立台湾大学は台湾No.1の大学で、
大学の敷地が、台湾の面積の1%に及ぶというマンモス大学です。


9日午前は、大学構内を、日本語学科の学生さんが案内してくれました。
言葉を教えあい、冗談を言い合いながら和やかな雰囲気でした。
午後からは高分子系の研究室ツアー。
研究室の様子や研究内容を説明してもらいました(もちろん英語)。
下の写真は、某研究室のやる気の出そうな実験机。




毎日毎食、テーブルいっぱいに食べきれない程の料理が出て、
客人を丁重にもてなす文化を見せつけられました。
台湾2日目にして、太って帰国することを覚悟したという…。
下の写真は8日の夕食です。白菜の漬物を使った、変わった鍋でした。



桜が満開

2009-04-03 12:49:57 | 東工大生活
今年も、本館前の桜並木が満開です。
「桜の森の満開の下」を読んだばかりなのでなんか複雑。
でもやっぱりお花見したい。

先週末は三分咲きの桜の下で酒盛りしている人たちが大勢いましたが、
今日は親子で遊びに来ている人がたくさんいました。
青空、桜、元気な子供。いい風景です。

早く台湾研修の記事を書きたいのですが、なかなか余裕が…。