菅井の東工大ブログ

東工大工学部に長岡高専から編入した菅井直人のブログ。そして博士3年に。

単位認定の話 結論

2007-04-20 17:37:07 | 単位認定関係
少なくとも東工大の場合、
編入試験のために勉強するのは、合格するためだけではなく、
入学後、より確実に進級・進学するためだと思った方が良いです。
その方がモチベーションも上がるでしょ。

そして、進学希望の長岡高専の学生は
第二外国語が開講されていることに感謝して
しっかり第二外国語の単位をとっておきましょう。

東工大の場合、第二外国語として開講されているのは
ドイツ語・フランス語・ロシア語・中国語なので、
この4語のいずれかを受講すれば良いと思います。
恐らく、ほとんどの大学で第二外国語はこの4語なので、
東工大を希望していなくても、旧帝大あたりを
狙っているなら受講しておきましょう。


まあ、もしあまり単位認定されなかった時は、
他の編入生よりも、大学で沢山勉強できるんだ、
授業料得しちゃったもんねー。
と思えば良いのではないでしょうか。

単位認定の話 その1

2007-04-19 17:33:38 | 単位認定関係
これからの話に「単位」と出てきますが、
基本的に高専と同じです。
学科ごとに進級・卒業するために
必要な単位数が設定されています。

必要な単位数が高専よりも細かく設定されていて、
文系科目○単位、理工系基礎科目○単位…といったように
設定されています。

単位取得のためには、試験で60点以上とる必要が
あるのは高専と同じですが、再試はないそうです。

編入時に、単位をあまり認定してもらえないと
その分多くの講義を受講して単位を取得しなければなりません。
人によっては、受講している授業の単位を全てとらないと
進級できないこともあるそうです。
逆に、多く単位認定されれば、それだけ受講する講義数が
減り、勉強が楽になります。

余裕を持って進級するか、必死になって進級するか。
そのため、編入生は認定される単位数が気になるのです。

単位認定の話 その2

2007-04-19 17:33:15 | 単位認定関係
以下は先輩方に話して頂いたことのまとめです。

単位の認定は、編入試験の結果にかなり関係するようです。
シラバスを提出するから、高専での成績や取得単位数に関係すると
思っていたのですが、必ずしもそうではないようです。

まず、理工系基礎科目は、最大16単位認定されるのですが、
僕は14単位認定でした。
僕の場合は編入試験で物理があまり解けなかったために、
16単位は貰えなかったようです。
理工系基礎科目とは、数学・物理・化学など、
専門教科ではない理工系科目です。

他の化学系の編入生達も14単位の人が多かったです。
やはり、みんな物理が苦手なようで…。


英語の単位認定も、編入試験の成績によって決まるようです。
最大8単位認定なので、編入試験で100点満点中
20点で2単位、40点で4単位、60点で6単位、
80点以上で8単位、といった具合のようです。

ちなみに、2単位ずつ取得できるので、
認定される単位数が奇数になることはありません。


上では、編入試験の成績で決まると書きましたが、
あくまで、聞いた話なので、もしかしたら、
高専での成績や高専で取得した単位数によって、
何かしらの考慮がなされているのかもしれません。


そして、第二外国語(英語以外の外国語)の単位は
高専時代に取得した単位数がそのまま認定されるようです。
僕は、4年・5年でドイツ語を受講していたため、4単位認定されました。
必要なのは6単位なので、前期にドイツ語の講義を1つ受講することになりました。

高専によっては、第二外国語の講義がないそうです。
その高専出身の学生は認定単位は0単位なので、
今年度中に6単位取得しなくてはなりません。
ちょっと大変です。

単位認定の話 その3

2007-04-19 17:32:49 | 単位認定関係
東工大は多くの学生が大学院へ進学します。
編入生も、ほとんどの学生が大学院を希望しています。

そこで気になるのは進学のこと。
学科によっては、大学院への内部推薦という制度があります。
その際基準となるのは、もちろん成績です。
1年生から入ってきた普通の学生は1から3年までの
平均点が基準となるそうです。

編入生は、認定された単位は点数がつかず、
ただ「認定」されたという扱いなので、
内部推薦の基準となるのは3年生での成績となります。


また、院受験時にTOEICのスコアの提出が必要な学科も
少なからずあります。
大体700から800点位は欲しいという話でした。
自主勉強しなきゃです。