上の写真は、力学的エネルギーで発色するプラスチックです。
2009年にMooreグループが発表しました。
論文はこちら、日本語解説記事はこちら。
力学的エネルギーで発色、なんて書くと難しく聞こえますが、
つまりは引っ張ると紫色に色づくプラスチックです。
この色の変化は分子構造の変化によるものなので、
今、自分の指が分子の形を変えている…!
ということを体感することができます。
先日、このプラスチックの最新型(詳細はヒミツ)を触らせてもらいました。
もちろんこの研究を知ってはいたのですが、化学に携わる者としては
自分の指で結合を組み替えたのだ…!と非常にテンションが高まりました。
合成した学生さんは、身長180センチくらいで筋肉がっちりな外見なのですが
「何度も合成して何度も色が変わるところ見てるけど、未だに面白く感じるんだよね」
と青い目をキラキラとさせていて、体格とのギャップが面白かったり。
菅井は、この研究に心奪われMooreグループへ来たようなものなので、
その研究の進展を間近に見ることができて、非常に刺激を受けています。
そうきたか!と感嘆したり、
留学申請時にMoore教授に形式上提案したのと同じ研究が進んでいて
おぉ、やっぱりそう思うよね、と嬉しくなったりしています。
普通は、分子の形を変えるためには熱をかけたり
金属などの触媒を使わなければならないのですが、
ただ、引っ張るだけという。しかもその変化が目で見て分かるという。
この研究が将来教科書の1ページになるのかな、と思ったり。
こうして科学が生まれ、ScienceとかNatureになったりします。
(最後の一文は理系向け)
2009年にMooreグループが発表しました。
論文はこちら、日本語解説記事はこちら。
力学的エネルギーで発色、なんて書くと難しく聞こえますが、
つまりは引っ張ると紫色に色づくプラスチックです。
この色の変化は分子構造の変化によるものなので、
今、自分の指が分子の形を変えている…!
ということを体感することができます。
先日、このプラスチックの最新型(詳細はヒミツ)を触らせてもらいました。
もちろんこの研究を知ってはいたのですが、化学に携わる者としては
自分の指で結合を組み替えたのだ…!と非常にテンションが高まりました。
合成した学生さんは、身長180センチくらいで筋肉がっちりな外見なのですが
「何度も合成して何度も色が変わるところ見てるけど、未だに面白く感じるんだよね」
と青い目をキラキラとさせていて、体格とのギャップが面白かったり。
菅井は、この研究に心奪われMooreグループへ来たようなものなので、
その研究の進展を間近に見ることができて、非常に刺激を受けています。
そうきたか!と感嘆したり、
留学申請時にMoore教授に形式上提案したのと同じ研究が進んでいて
おぉ、やっぱりそう思うよね、と嬉しくなったりしています。
普通は、分子の形を変えるためには熱をかけたり
金属などの触媒を使わなければならないのですが、
ただ、引っ張るだけという。しかもその変化が目で見て分かるという。
この研究が将来教科書の1ページになるのかな、と思ったり。
こうして科学が生まれ、ScienceとかNatureになったりします。
(最後の一文は理系向け)