創作ノート📓 Vol.6
🎼舞台・映像デザインディレクター
オ・ピルヨン
Q.《ベートーヴェン》の作業過程は?
《ベートーヴェン》の作業をしながら数千回聞いたと思うくらいデモ音楽を本当にたくさん聞きました。
デザイナーにとって完成した台本や音楽があるほど幸せなことはないと思います。
この作品が世界的にも大きな関心を集めているだけに、デザインをする時も今この時代に韓国の観客にだけ見られるデザインではなく、時代を越えて世界的にも愛されるデザインになるようにたくさん悩みました。
Q.作業をする時、どこからインスピレーションを受けたのか?
私はデザインをする時、背景に対する説明や質問はすべて除き、人物関係などどんなストーリーが表現されなければならないのかを勉強する事に多くの時間を費やし、その過程で得た情緒を活用してデザインをします。
この作品はベートーベヴェンという興味深く有名な人物についての話ですが、実は思いもよらない話の流れが存在します。それが強力で150ページの分量の台本を休まずに読み続けました。それだけインパクトのあるストーリーと音楽の力があるので、デザイン作業をする時も多くのインスピレーションを受けることができました。
Q.ベートーヴェンの世界は舞台の上でどのように具現化される予定なのか。
ベートーヴェンは成長環境など様々な要因によって心のに分厚い壁を築き、誰も自分の心の部屋に入れないようにします。それで、誰かがその部屋を侵犯しようとすると、それ自体に対して不快感と不便さを感じ、その人を押し出そうとする性格を持っています。そんなベートーヴェンが初めて一人の女性に出会い愛し、自分でもコントロールできないほど心の壁が大きく開く事になります。幸せとは言えない結末に行くことを受け入れるもするのです。 結局悲劇的な結末でその壁は再び閉まりますが、最後の瞬間、死を通じて心の壁から永遠に抜け出す過程を描いています。このような情緒的な過程をデザイン的に表現するために、多くの装置と変化を利用して効果的に作ろうと努力しました。
WORLD PREMIERE
最高のクリエイターが贈るたった一つのマスターピース
時代を越えて、世界的に愛されるデザインになるようにとても悩みました。
舞台·映像デザインディレクター オ·ピルヨン
ベートーヴェン
2023.01 GRAND OPEN