犬小屋:す~さんの無祿(ブログ)

ゲゲゲの調布発信
犬のこと、人の心身のこと、音楽や自作のいろいろなものについて

つっぱる

2020年10月02日 | Do it myself
[あらすじ] ある保護団体から、犬を一頭引き取ることになった。
脱走=死という強い信念に基づき、徹底した準備が求められた。
団体指定のハーネスとリードを購入し、
玄関や勝手口にはつっぱりゲートを設置する。


シショーがタロット研究に凝っている。
易はもちろん、カバラや数秘術や四柱推命や
あとなんだったっけな、
あれこれ研究して、自分の占いというものを打ち立てている。

シショー「人間は、他者の役に立つと喜びを感じるものです。
ただ、どうやって他者に介入するかというところの好みが、人によって違うわけです。
す~さん、自分の〇〇を++してみてください。
★は正義で☆は力。
つまり、正しいと思うことについては多少のゴリ押しもいとわない、ってことです。」

あはーーん。

「す~さんは正し過ぎる。
言われると、追い詰められるようで苦しい。」
と、同居の者に言われたことが有る。
母にも「たしかにそうだけどモゴモゴ」など言われたことが有る。
同居の者だから言えるのであって、
他の人の場合、しかも年齢的な上下関係が有る相手だと、
私にそのように言い返しにくいだろう、と思う。

役に立つ情報や、良い手法などを知ったら、
人に伝えたくてたまらない。
”こうしたほうがいいのに”とさえ思う。

ー自分のお節介さを持てあましてきて、
それは課題でもあったんです。
ー犬の保護団体が、「脱走=死」という考えで、
あれこれ買わなきゃならないし、
何段階にも審査が有って、けっこうたいへんで疲れるんです。
だけど、私は”なんでここまでしなきゃいけないの?”とか
”こんなの買わなくていいじゃん”とかは思わないんです。

シショー「なるほど。何もその団体から引き取らなくてもいいんだから、
他の団体にする人だっているわけですよね。」

ーそうです。
その団体が言っていることが正しいから強く求められている、ってことが
私は理解できちゃうので、受け入れるわけです。



玄関用のつっぱりゲートが届いた。
犬が飛び越えてしまわないように、100㎝の高さの物が指定されている。
廊下の幅が121㎝ある。
ゲートは’拡張フレーム’という10㎝幅の物とセットになっている。
これに、’拡張パネル’を追加すると、121㎝の幅につっぱれる。

箱から出して袋から出して結束バンドを外して
つっぱり具をセットして廊下に置いてみるが、どう見ても幅が足りない。
説明書をよく見たら、もう一つ’拡張フレーム’が必要なのを見落としていたことが分かった。

今さらそれだけを送料までかけて購入する気にはなれない。
そういえば、保護団体の施設で、つっぱりゲートを見せてくれた時に、
壁との間にかまぼこ板くらいの板を挟んで幅を追加しているのを教えてくれた。
いいことを教えておいてくれたものだ。

板ならいくらでも有る。
とは言え、足りない幅は10㎝くらい有る。
板を重ねるのはちょっと不細工だな。
そうだ、古い柱が有る。
家の外壁に何十年も立て掛けてあって、もてあましていた、
あれを切って使おう。

古い材木を100㎝に切る。
白いペンキがはげちょろけている。
上から薄茶色のペンキを塗ってみたが、きれいに仕上がらない。
やっぱり手間は省けない。
乾いてから、グラインダーできちんと塗装を落とし、塗り直した。



その後、勝手口もつっぱりゲートを設置しないといけないと言われ、
こちらは調理台の高さでつっぱるので、78㎝の高さの商品を購入した。
届いたので置いてみたら、またしても幅が足りない。
私はアホなんだろうか。ちゃんと測ったはずなのだが。

10㎝角の柱を選んだ時、一回り細い角材が他に有るのを見た。
今度はアレを切ればちょうどいい。

その角材はペンキが剥げきっていた。
そのせいで、表面がかなり傷んでいる。
勝手口とはいえ台所の隅に、こんなきちゃない木材を置くのもナンなので、
しっかりとペンキを塗る。
濃い色で塗ればきれいに仕上がるだろうと、焦げ茶のペンキが余っていたので使った。



やれやれ。

これで表も裏もつっぱることができた。
どっからでもかかって来いだ。



しかし、部屋の中をもっと片付けたい。
収納は有るのだが、中に要らない物が詰まっている。
6月末に母が特別養護老人ホームに入居して以来、
少しづつ片付けているが、なかなか進んでいない。
収納の中身を捨てて、掃除して、新たに物を入れる、
という作業がまだまだだ。

とは言え、楽器は早くうまく収めたい。
そこいらに立て掛けた楽器に犬がぶつかって
倒れてすごい音がして犬がビビって楽器も壊れて
なんてなことは避けたい。

母の席だった場所の背後が、ちょうど戸棚になっている。
ここが良いのではないか。

つづく(そのうち)
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