犬小屋:す~さんの無祿(ブログ)

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北風と犬

2023年02月21日 | 犬と暮らす
深大寺のドッグランは、一年前に半年がかりの改修をした。

以前はひょろりと一本の立ち上げ水栓が有るだけだった。
今は、小学校の校庭のすみっこに有るような、
立派なコンクリートの壁から3本の蛇口が出る形になっている。

3口も必要かね?
と、まず思った。

1つは、専用のキーが無いと水が出せない栓が付いている。
あとの2つは、ポンと押すと一定の時間だけ水が出て自動で止まるものだ。

つまり、
ちゃんと蛇口を締めない人がいるといけない、
やたらと使う人がいるといけない、
ということだろう。

みんなが使える水栓は一定時間で止まるもの。
もう1つは、散水などの作業が有る時に使う、職員のためのもの。

しかし、
ドッグランで散水作業をしているようなことは、一度も見たことが無い。
はてはて?



以前の細っこい立ち上げでは、冬場は凍ってしまって水が出なくなった。
犬はわりとこまめに水を飲むイキモノである。
水道が使えると、とても便利。
凍ってしまうのは、けっこう不便。

コンクリートの壁の中を水道管が立ち上がるのだから、
今度は凍らないだろう。
と思ったが、やっぱり凍った。

そして、寒波が来たら、蛇口も凍り、裂けてしまった。
自動で水が止まるタイプの水栓は、平たい面が大きい。
構造的に弱いのだろう。



水栓が凍って裂けてしまったのを私が発見したのは、
まさに凍っている早朝の時間だった。

多分、その後、時間が経って気温が上がった頃に、
水が噴き出して騒ぎになったことだろう。

翌朝見ると、よく見るフツウの蛇口が取り付けてあった。
とりあえず有るもので用を足したのだろう、
中古のものも使ってあった。



それから1ヶ月あまり経っただろうか。
水栓が新しい物に交換されていた。

何か能書きのシールが貼ってある。
なんでも、温度が下がったら凍結防止のために
自動的に水が流れ出る仕組みになっているのだそうだ。
だから、水が洩れていても故障ではないよ、という説明である。

なるほど。

・・・

最初っからこれにしろよ。

と思うけれど、
そう言えば私も、「コンクリートの壁で立ち上がってるから凍らないだろう」
と思ったんだった。

なんせ深大寺のドッグランは吹きっつぁらしである。
寒みい。
思ったよりも凍るんである。



こうなってくると、蛇口が3口も有ることは増々意味が無くなる。
1口でいいんである。
数が多いだけ故障が多い。ってことになってしまう。



保護団体から引き取って2年半になる、我が犬ウーゴくんは、
臆病である。

風の日は、一日中落ち着かない。
昨夜は夜更けに「ふんふん」と鼻を鳴らして怖がるので、
私の隣に寝るように促して、しばらく撫でてやった。
おまえが寝られないとこっちも眠れないのだ。

今日も強い風が続いている。
今もなんだか心配そうだ。
今夜も起こされるかな。
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