犬小屋:す~さんの無祿(ブログ)

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ストーブファンを買った

2023年02月24日 | うつろい
薪ストーブがお好きな方々が定期購読するマニア雑誌ではない。

薪ストーブの上に置いて、風を送るという機械である。

昨今、キャンプだの焚火だのが流行っているようで、
何かの動画を見ている時に、ストーブファンなる物を知った。

今までも、ストーブの前に小さい扇風機を置こうかな、
と考えたことは有る。

薪ストーブをガンガン焚けば、輻射熱で部屋中が暖まる。
しかし、ストーブが在る位置から、私の定位置はちょっと離れていて、
しかも反対側に勝手口が有る。
この勝手口からの隙間風が厳しい。

なんぞ隙間対策をすれば良いのだが。
戸板自体が傷んでいる。
今年はこの扉を修繕しよう。
合板を一部分でも貼り換えて、明るい色に塗り替えよう。
そのためには扉を一旦外してしまうか。
ほんじゃ作業は夏だな。
遠い。

扇風機をストーブの前に置くか。
いや、扇風機だと風が強過ぎるのではないか。
じゃあ、卓上用の小いこい扇風機が良いのではないか。
USB電源の、直径がせいぜい15cmくらいのヤツ。

でもなんだか、電気を消費するでもないな、と思って実行しない。
足元に火鉢を置いて、炭火で暖を取る。
勝手口の土間にも炭を置くと、隙間風がすぐに暖まってちょっと良い。



そんなふうに暮らしていたところに、
ストーブファンを知ったわけである。

これは、ペルチェ素子なる物が熱を利用して発電するのだという。
そんなええもんが有るなら早く言ってよ。

ペルチェ素子も買えるし、
これは自分で工作したいな、と思った。が、
そこに時間を掛けて、より仕組みを理解したりして楽しむよりも、
今、寒いのをどうにかしたい。

ネットショップでポチりた。



底値よりは数百円高いものを買った。
ファンの角度が調整できるのだ。
ちょっとでも下向きに風を送ったほうが良いのではないか。

80℃~250℃が適切な使用温度だという。
薪ストーブの天板の温度を測ったことは無い。
しかし、景気良く焚いた時には250℃どころじゃなくなっていると思う。

購入したストーブファンは、350℃を超えると
どこぞが傾いて自動的に機器を熱から守る機構が備わっている。
と言うが、
あんまり過信しないほうが良いような気がする。

温度計が付属しているので、
ファン本体を載せる前に、温度を測ってみた。

焚き口から離れた、胴の大きい部分にファンを置くつもりなので、
そこに温度計を載せてみた。
針はゆっくりと上がっていく。
そして、
250℃のちょいと手前で止まった。
あーら適切。

安心して、ファンを天板の上に置いた。



もっと勢い良く焚いたらどれくらいの温度になるのか。
焚き口に近いほうや、中ほどや、煙突はどれくらいの温度なのか。
いろいろと興味が有るけれど、ひとまず後回しにして、
ファンを実際に使ってみることに集中する。

音はとても静かである。
薪ストーブの燃える音と、上に載せた鍋や薬缶で湯が沸く音の揺らぎで、
かすかなモーター音は気にならない。

風は?
手をかざしてみると暖かいが、
それは輻射熱を感じているだけのような気がする。
もっと離れた所ではすでに風を感じる気がしない。

私の定位置辺りの壁面の温度計を確認すると、
数十分後には2度ほど上がっていたが、
これがファンのおかげなのか、単にストーブを焚いているからなのか、
ちょっと良く分からない。
ファンの効果も加わっているような気は、する。



今後、ちょいといろいろ試してみようと思う。

ペルチェ素子を使って何かお便利な工作もしたいなあ…。

ゆるっとつづく
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