犬小屋:す~さんの無祿(ブログ)

ゲゲゲの調布発信
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不眠で寝てばかりいました

2015年07月24日 | からだ
[あらすじ] 三十歳過ぎの頃、欝状態にあった。

欝と不眠はセットで語られる。
そもそもはお天道さんとともに寝起きするような体質の私だが、
欝状態の時はご多分に漏れず、不眠だった。

まとまって眠ることができない。
横になっても、灯りを消してさあ寝ましょう、ということができない。
不安な思いは頭から離れない。
それでも身体としては睡眠するしかないので、知らず知らず眠るのだが、
眠りは非常に浅く短い。

ああ眠れていた、と思って時計を見ると、30分しか経っていない。
なにかたまらない気持ちから、
灯りを消すことができない。
テレビも消すことができない。
部屋が明るいから、テレビが賑やかだから眠れない、という意味ではない。
いたたまれない気持ちから、テレビが消せない。

ある夜、やはり30分ずつの眠りでながいながい夜を過ごしていると、
テレビの画面では、2棟の高いビルに飛行機が突っ込んで
煙を吐く映像が繰り返し流れていた。
このことで、私は自分の不眠の時期が2001年だと思い出すことができる。

こういう夜はながい。
ひたすら、朝が来るのを待つ。

そんな睡眠なので、疲れは取れない。
日中の活動もつらい。
早く横になりたいので、夜が来るのを待つ。

一日は、
毎日は、ただただ時が経つのを待つばかりだった。

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