ほっときがちなサイン

すぐにおさまるから特に対処しない身体の現象って
いくつかあるように思う。

暮らしている中でそれが起こるのが、
毎日というわけでもなし、
ものすごく痛いわけでもなし、
仕事を休むほどでもなし、
悪化するでもなし、
家族にうつるでもなし・・・。

こう書き並べてみると、
どういう時に医者にかかるか、ということもまた一方で
浮き彫りになる。

大概のものは、簡単に言うと冷えからきている。
大概とか簡単とか言うと危険だけど、あえて言えば、なので
気になっちゃった方は鍼灸師をたずねるといいでしょう。
営業か？

ただ、そういったものは、他のなんらかの原因を持っていることを
身体が小出しにして知らせてくれているので、
もっとたいへんなことが起こる前に対処した方が賢明だ。

他のなんらかの原因、というのが鍼灸的に見ると
大概は冷えだ、ということ。
あくまで大雑把に言えば、です。

なあんだ冷えか。
ではない。
これが、様々な病気のモトになる。

なぜ冷えるかと言ったら、温まらないからだ。
ではほんとは何が温めているのかと言ったら、血だ。
現代的に言えば、血流が悪いのが原因だ。

そして、症状が出ている箇所と原因のある場所は
必ずしも一致しない。
手先にしびれがあるのは、肩に原因があるかもしれない。
足が冷たいのは、お腹に原因があるかもしれない。

ね、ほったらかしてたらいけないような気がしてきませんか？
営業か？
いえいえ、生きている間は元気でいて欲しいんです。
生きているうちにやりたいことはやりたいじゃないですか。

やりたいことをやりたいだけやるには、まず元気でいること。
元気でいるためには、身体が発する小さなサインを
まあ、こんくらい当たり前だしなんとかなる、と
ほったらかしにしないこと。

身体の小さな声の例をちょっと
冷え性
しびれ
足がつりやすい
肩こり
生理痛
アザができやすい
眠い
背すじを伸ばしていられない
根気がない
いらいらする
視力が落ちた