犬小屋:す~さんの無祿(ブログ)

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鍼灸に関する誤解の7 血が出るかどうか

2014年02月23日 | 日々
[あらすじ] 鍼を刺した時ではなく、抜く時にまれに内出血や微量の出血をすることがある。


ただ、出血しやすい人と、そうでない人という違いは、ある。
そして、女性の方が多いように感じる。統計を取ったわけではないが。

血管がちょっと弱いのかもしれない。

青あざができやすい人がいる。
これも、血管が弱いのだろう。

他に、長期の服薬の副作用で血管が弱ることもあるようだ。



最近、脳血管障害を予防する、という観点から、
「血管を鍛える」という考え方も広まってきているようだ。
どうやって鍛えるかというと、やっぱり
「バランスの良い食事」と「適度な運動」、これに尽きる。

血管を作る材料はもともとは食べ物だ。
運動は血行を良くする。



とかく、「やらない」でいることは「できなく」なる。
おっくうだからってあんまり動かないでいると、動けなくなっちゃう。
歩けなくなりたかったわけじゃないのに、歩かないでいると、歩けなくなる。

歩けるうちに、エスカレーターより階段を上っておいたほうが、
将来が明るい。

骨折なんかして、数週間ギプスをはめていたら
すっかり筋肉が落ちてしまう。
左右の足の太さがまるで違って、骨折は治ったものの、
フツウに歩けなかったりする。

使わないでいると、体の機能はどんどん落ちる。

血管もおんなじ。
使わないでいると、弱る。
血管を使わないというのは、あんまり血を流さない、ということだ。

血は温かい。
哺乳類は温かい血を血管で身体全体に流すことで、体温を保っている。

だからあんまり血を流さないと、冷える。
手足の先が冷える、なんていうのは、あんまり血を流していない証拠だ。

あんまり血を流さないで、血管を使わないでいると、血管が弱くなる。

逆に、よく動いて、血をどんどん流していれば、血管は丈夫になる。



これはひとつの説明であって、これが全てではないけれど、
たしかに一部ではある。

アザができやすいとか、手足に冷えがあるとかいうサインがあれば、
ちょいと食事や運動に配慮した方が、安泰だ。

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