雪が降った。
東京のことだから、たいした量ではない。
それに、翌日はきれいに晴れた。
どんどん融ける。
※
家の南側にサンルームが有る。
ガラス張りなので、冬は極寒、夏は酷暑の拷問部屋である。
そのすぐ内側が居間だ。
そこに我が飼い犬ウーゴくん5歳半去勢オスビビりくんの居場所が在る。
雪の積もった屋根に陽が射して、どんどん融ける。
2階の軒先から、ポタポタと水が滴り落ちて、
サンルームの . . . 本文を読む
[あらすじ] 玄関先の桃の木が古く、朽ちてきて危険だ。伐った。https://blog.goo.ne.jp/su-san43/e/44cb063ed98bbc71a361fc52991f87deおお、ちょうど一年前に書いたものだ。玄関先にバイクをとめている。雨に濡れないように、カバーを掛けている。雨の後、周辺の水が乾きにくい。特に、カバーの陰になった部分は、いつまでも濡れている。これでは、上からか . . . 本文を読む
ものすごい勢いで増殖する植物は、
たとえきれいな花を咲かせるものでも、
私としては「雑草」の括りに放り込みたくなる。
※
種で殖える、球根で殖える、根茎で広がる、
ランナーを伸ばして広がる、などなど、
奴らのやりくちは多種多様だ。
何種類かの方法を併用している奴もいる。
※
今、我が家の庭を席捲しているのは、ヤブランだ。
細長い葉は濃緑で美しく、
控えめな花が咲いて、深い赤の実を付ける。 . . . 本文を読む
去年、桃の木を伐った。
地上120㎝くらいのところで、直径50㎝くらいある。
古くなってしまい、上のほうの幹が枯れている。
枯れた部分は次第に朽ちてくる。
朽ちた部分が何かの時に折れて落ちたりすると、危険だ。
桃の木質は、硬く、重い。
それに、樹皮がごわごわと粗く硬い。
なんたって、我が家の玄関先に生えている。
来客の頭の上に桃の太枝が落ちたりしたらえらいことだ。
※
八重の白い花が咲く . . . 本文を読む
凍っていますよ。
透明で何も無いように見える所、
そこは凍っていますよ。
※
朝一番、犬の散歩に出た。
ドッグランに犬を放してやると、
別段はしゃぐというほどのことも無く、
いつも通りに走っていた。
去年の冬は雪が積もることは無かった。
広島の保護施設にいた時に、雪は経験していたのだろうか。
山陽の山間の気候を私はまるで知らない。
四囲のフェンスに雪が積もっている。
樹氷ならぬフェ氷ってと . . . 本文を読む
木にのぼって太い枝を鋸でばっさり伐り落とす、
なんてな作業は好きだ。
梯子や脚立を立てたり、枝を伝ってのぼったり、
落ちないように重心を確保したり。
道具を取り落とさないようにしたり、
落ちる大枝が自分に倒れて来ないようにしたり、
枝が隣家に落ちないようにしたり。
観察と知恵と体験と少々の体力と腕力が必要なのが、
やりがいが有って楽しいのだと思う。
切り落とした大枝は、そのまま在ると、やたら . . . 本文を読む
早朝、
横で寝ていた犬に起こされる。
いや、起こしはしない。
起こしたりはせず、じっと待っている。
たまに「ふー」とかなんとか鼻が鳴ってしまったり、
激しい日には敷物を咬みちぎったりしながら、私が起きるのを待っている。
起こされはしないのだけれど、
隣で寝ていた犬が起きてウロウロし始めたら、私はすぐに目が覚める。
起きざるを得ない。
今は日の出が7時なので、6時にやっと東の空が白んでくる。
. . . 本文を読む
[あらすじ] 薪ストーブを使っている。
今年はたくさんの伐木を貰うことができたので、
贅沢に使えている。
それでも、部屋の北側の勝手口からの隙間風がひどい。
薪ストーブだけで室内を充分に暖めようとしたら、
けっこうガンガンに燃やさなければならない。
ちぃと勿体ない。
そこで、食卓の下に火鉢を置いて、
ストーブの中でできた焼け炭を運んでは置くことにした。
足元が温まると、全身が温まる。
食卓の下 . . . 本文を読む
今年の3月に、知人の伝手で市内の農家さんから
伐木をたくさん頂いた。
おかげ様で、薪に困らない。
そこで今年は早めにストーブを出した。
ストーブを置く部屋の一隅は、犬の居場所になっている。
その犬は、一年あまり前に保護団体から引き取ってきた。
初めての場所も物も人も犬にもビビる、ビビり性分だ。
やっとこの家にも慣れてきた。
といった所で、久しぶりの煙突とストーブにビビって緊張している。
ずっ . . . 本文を読む
例年は12月に入ってからだが、
今年はちょいと早めに薪ストーブを出した。
なんせ、今年の3月に知人の伝手で薪をたくさん貰えたので、
燃料が潤沢に有るのだ。
※
少々の寒さのうちは、石油ストーブを使っている。
パーキンソン病ヤールⅣ要介護5の老母が家にいる間は、
石油ストーブも薪ストーブも危険なので、
オイルヒーターなるものを導入していた。
しかしこれも安全に使うと、なかなかにぬるい。
そ . . . 本文を読む
[あらすじ] 3月に、薪になる伐木をたくさん貰った。
朽ちてしまわないように、保管するための薪小屋を作りたい。
でもその前にスペースを確保するために夾竹桃やら金木犀やら桃やらを伐って
根こそぎ抜いて、見えた家の外壁を塗装し直して、雨樋を直して、
大きな御影石の踏み石を移動させて、などとやっていたら、
梅雨に間に合わないとかなんとか言っているうちに秋雨すら過ぎちゃったよ。
もう、何をしていたとか言 . . . 本文を読む
庭に蚊が多い。
なぜかと言えば、庭が藪と化しているからだ。
もっときれーいに整えていれば、今ほど蚊が殖えることも無いだろう。
茗荷の茎が倒れ始めたので、一掃することにした。
茗荷の間に蕗が生えていて、そこいらには元々、菖蒲が生えている。
なんと。3種類とも根茎で殖える植物だ。
見た目も繁っているのだが、ちょっと掘ると
土の中はもっと繁って混迷というか根迷を極めている。
そこにまたヤブカラシの地 . . . 本文を読む
6月に書いてアップするのを忘れていた文が有った。しかも内容が季節に関するものだ。この際お蔵入りにするか、来年の6月まで待つのが適当な気もするけれど、もったいないから出しちゃえ。写真を撮ったような記憶も有る。保存してあるだろうと思って探しても、どうも見当たらない。すぐにアップしないからワケが分からなくなるじゃないの。6月の気持ちになって読んで欲しい。と言ったって無理ですな。9月だよ彼岸だよ残暑だよ。 . . . 本文を読む
スッポンの鏡と書いて、トチカガミと読む。
葉が丸いので、こんな名前になったんだろうけれど、
浮き葉って大概こんなもんだよな。
けっこうな繁殖力で、鉢の水面一杯に葉が所狭しと重なり合う。
昨年は、家の北西角にある玄関の前に鉢を置いていたが、
今年は南側の日当たりの良い所に置いた。
なお一層繁った。
実に鬱陶しい。
と、そこに花が咲いた。
白くて小さくてなんというところも無い花だ。
それでも咲け . . . 本文を読む