前回紹介した桜のアップ写真です(撮った場所は少し離れています）。私が見慣れた日本の近畿地方の山桜と比べて、幹のかなり低いところから枝が出る、葉が厚くて丸みを帯び、出始めて間もなく緑っぽくなる、花弁が丸っぽく小さい、といった点が違うように思います。
こういったわずかな違いでも、全体としての雰囲気が随分違うものですね。
中国で桜を見ることは希なのですが、私がよく行く運河公園にかなりの数の桜が植えられていて、いま満開です(写真）。この公園は、日本企業がたくさん進出している蘇州旧市街西側の外資導入地域の玄関口に１５，６年前に造成されたもので、日本人が好む桜を意識的に植えてくれたのかもしれません。
ただ、どうも日本の桜と雰囲気が違うのです。公園内に植木や盆栽を売る店があって、店員に聞いてみると、「櫻花」と書いてくれたので、間違いないと思うのですが……。どこが違うのか、次の写真で紹介します。
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