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ネタバレ必至で読み解く主観的映画批評の日々!

萱野稔人 「暴力はいけないことだと誰もがいうけれど」

2018-06-23 16:38:37 | 読書のススメ
私の妻が、萱野稔人が好きだと言うことで、いくつか勧められたが、それを読むのはちょっとしゃくなので、読みやすそうなのを手に取った。 これも少し前に買って、積ん読していたものだ。 ▼以下はネタバレあり▼ 国家や暴力についての論考が多い筆者で、それを中高生向けに書いたものらしい。 語り口は平易で、時々口語になるので、読みやすかった。 しかし、切り口はかなりするどく、国家の成り立ちについての言及はおも . . . 本文を読む
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レディ・プレイヤー1

2018-06-03 16:25:35 | 映画(ら)
評価点:73点/2018年/アメリカ/140分 監督:スティーブン・スピルバーグ あの映画の世界が完全に再現されているという驚き。 2045年、地球のリアル世界はますます希望のない世界になっていた。 そんな中、底辺層の人々までも多くの人々を巻き込んだゲーム「オアシス」に、スタック出身のウェイド/パーシヴァル(タイ・シェリダン)も夢中になっていた。 アバター名は、パーシヴァル。 彼は、オアシス . . . 本文を読む
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日本のリメイクが下手なのはなんとかならないのか。

2018-05-26 10:18:56 | 表現を考える
日本人(日本映画)は原作をリメイクして映像化するのがとても下手だと言われる。 そして、その多くが原作のファンを蔑ろにしていると完成後にたたかれる。 それには大して多くの例を挙げずとも、同意してくれる人が多いだろう。 私もそう思う。 私たちはリメイクや映像化と聞くと、まず拒否反応と不安が起こる。 どんな監督であっても、どんな原作であっても同じだ。 これは、長らくリメイクや映像化が下手であった、世界 . . . 本文を読む
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「めんどうくさい」という選択肢

2018-05-16 17:52:59 | 毎日コラム
二人目が生まれて、家事と育児、そして本業にアンビバレンツな状況が続いている。 言い訳はしない。 だからブログが更新できないなんて、言い訳はしない。 二人目が生まれて、少し自分自身が変わったな、と思うところを書こうと思う。 それは、「めんどうくさい」と思う時の自己分析だ。 世間一般の人と同じように、私も「面倒くさい」と思うことが多々あった。 いまももちろんある。 なんとかして効率的に、再生産可能 . . . 本文を読む
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痔なんです。

2018-05-12 18:05:42 | 毎日コラム
快適に生きる。 その非常に重要な要素に、お尻周りの環境をよくすることにあると思う。 学生時代から授業内外を問わず、おなかのトラブルに巻き込まれてきた私にとって、それは生きることと言ってもよいくらい重要なことだと考えている。 記憶に新しいところで言えば、新婚旅行のパリでは、何度もトイレを探して――トイレのあるカフェを探して――四苦八苦したことか。 映画を鑑賞中に便意を催して、しかもその洗浄のスイッ . . . 本文を読む
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腸なんです。

2018-05-05 15:51:00 | 毎日コラム
ある研修に参加したときに、脳の伝達物質は、脳よりも腸のほうに多い、という話を聞いた。 詳しい話は忘れてしまったが、脳を育てたいなら、腸を重視した方がいい、というような趣旨だった。 二人目が生まれて、まさにそうなのだろうということを思い知らされる。 (いや、一人目から知っていましたよ、も、もちろん。) 機嫌の良さや寝付きの良さは、すべて胃腸によって左右されている。 胃腸の調子が悪ければ、寝付きも悪 . . . 本文を読む
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たんなる言い訳

2018-04-25 18:36:14 | 日記
管理人のmenfithです。 ご無沙汰しています。 毎日コラムの記事(となるネタ帳)を書いては、アップできずにアップアップしている日々です。 あまりに更新できていないので、たんなる言い訳を書いておきます。 二人目が生まれました。 それが言い訳にならないことを承知で、「毎日コラム」を立ち上げたので、言い訳です。 新生児が家にいることが、どういうことか、改めて思い知らされているところです。 映画ど . . . 本文を読む
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集中力について

2018-04-16 18:59:14 | 毎日コラム
お風呂に誘っても、夕食に誘っても、お買い物に誘っても、一切息子が振り向かない瞬間がある。 それは、一心不乱に遊んでいる時だ。 そのタイミングになると、まったく声が聞こえていないような態度になる。 そもそも嫌われているという可能性は、今回は排除しておこう。 そういう姿を見ると、集中力は一点に向けられたとき、たとえ幼児でもものすごいものがあると感心させられる。 もちろん、親のひいき目がある可能性は、 . . . 本文を読む
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物語をめぐる異化と同化

2018-04-07 10:24:37 | 表現を考える
物語はなぜ必要なのか。 物語の成り立ちから考えれば、私たちは多くの物語を生み出すよりも、享受することのほうが多かったはずだ。 それほど多くはない物語を必要に応じて語り部たちが語る。 それを時と場合によって解釈しながら、今を生きる私たち、現世を生きる私たちが参考にしながら、新しい課題や直面している危機を乗り越えてきた。 物語は、新しい物語を作り出す創造性よりも、何度も同じ物語を語り直す、再生可能性 . . . 本文を読む
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テレビへの期待をこめて

2018-04-06 08:08:48 | 毎日コラム
テレビは要らないメディアなのだろうか。 私には今のテレビが、この危機的状況にあって、匙を投げているようにさえ思う。 新しいビジネススタイルを確立すべきだ。 そもそも、これだけ録画が一般的になってその指標が未だに視聴率というのが驚きだ。 まるでバッターの給料をフォームだけで決めようとしているようなものだ。 フォームがいいのは大切だが、問題は打つか打たないかだろう、と。 いま見ている人の数と、広告の . . . 本文を読む
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手をつなげない社会

2018-04-02 17:31:28 | 毎日コラム
引っ込み思案で、甘えたな息子は、車通りの多いところや初めていく場所ではすぐに手を握ってくる。 汗まみれでときおり熱くなる手で、私の手を握ってくる。 いつまで握ってくれるのか、と少し寂しい気持ちを抱きながら、しっかりと握り返す。 いつまでそういう甘えを許すべきなのか、私にはわからない。 まだ3歳だから、と自分に言い聞かせている。 私の中では、判断力がつくまではこうして、手を握って社会を歩かせて、次 . . . 本文を読む
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マンチェスター・バイ・ザ・シー(V)

2018-04-01 14:51:22 | 映画(ま)
評価点:78点/2016年/アメリカ/137分 監督:ケネス・ロナーガン 簡単には泣けない。だってそれが現実だから。 ボストンに住むマンション管理人のリー(ケイシー・アフレック)は、仕事中突然電話で故郷のマンチェスターに呼び出される。 持病をかかえていた兄ジョーが倒れて、容態が厳しいということだった。 一時間以上かけて向かった病院では、すでに死んだことを聞かされ、遺言を弁護士に伝えていたこと . . . 本文を読む
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〈私〉を生きるために

2018-03-27 18:27:55 | 毎日コラム
子どもが生まれて、この先の世の中がどうなっていくのか、ということに思いをはせることが多くなった。 息子が大きくなって、どうやって生きていくのか。 自己肯定感をもちながら、私を生きることができるのか。 私は、学力を彼に授けることはできないけれど、価値観を育てたいと思うようになった。 私を生きるためには、どんなことを学んできたかというよりも、どんな人間になりたいかを持っているほうが、大切だと考えるよ . . . 本文を読む
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ギャンブルについて

2018-03-25 12:45:20 | 毎日コラム
カジノを大阪に作るらしい。 そういうことが話題になってから、私はなぜ人はギャンブルにはまるのか、またそれが危険なのか、ということを考えていた。 私自身は、運に任せることが好きではない性格なので、パチンコもしないし、マージャンもルールくらいしか知らない。 なんならドラクエでもカジノに行くこともしない。 どうしても儲けられなかったときのことを考えてしまって、リターンのためのリスクをとれない性格なのだ。 . . . 本文を読む
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愛と経済

2018-03-24 12:24:54 | 毎日コラム
私たちは愛をもらうことを求める。 「愛がほしい」というとき、たいてい自分を愛してもらいたいという意味で発する。 その発想はおそらく資本主義経済が支えた、アポステリオリなものだ。 むしろもらうことは受動的なことであり、行為としてトクをすることではない。 そのことを私たちは忘れてしまっている。 少し前、又吉が出ている経済の話でプレゼントをもらう方は三割程度その価値を低く受け取るという話が出ていた。 . . . 本文を読む
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