英語教師のひとりごつ

英語教育について考える。時々ラーメンについて語ることもある。

意外と知らない英語の常識

2014-05-30 19:53:23 | 日記
今回は意外と知られていない英語の常識について。その中でも初めて会ったときの挨拶について考えてみます。もちろんはじめて会った時には次のように言うのが一般的でしょう。

(1)Nice to meet you.

しかし、意外と知られていませんが、これははじめて会った人への別れの挨拶としても使われます。しかし、別れる時には本来は次のようにいいます。

(2)Nice meeting you.

文法的に正しいのは(2)のほうですが、実際には(1)の方が用いられていると思います。また、2回目以降に会った場合の挨拶では、次のように言うこともできます。

(3)Nice to see you (again).

これは別れの時にも用いられます。もちろん正確には次のようにいうのが正しいでしょう。

(4)Nice seeing you.

しかし、(3)のように言う人が多いと思います。

次に動詞のdoについて。意外とどのような場合に用いられるのかわからないようです。次のような例は暗記している人も多いと思います。

(5)I did my homework.

宿題をする場合にはdoが用いられます。それ以外にはなかなか使いづらい、と思っている人も多いようですが、家事に関することについてはdoで済ましてしまうことが多いと思います。例えば次のような例があります。

(6)I have to do the laundry.(洗濯しなきゃ。)
(7)Can you do the dishes?(食器洗ってくれない?)
(8)I did the ironing.(アイロンがけをした。)

このように家事にかんする表現は、会話ではdoを使って済ましてしまうことが多いのです。代表的なこれらの例文は覚えてしまったほうが手っ取り早いでしょう。こういったコロケーションの問題はまずしっかり例文を暗記することで身についていくものです。特に特定の名詞と動詞の結びつきは意識して覚えることが非常に大事ですね。



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