英語教師のひとりごつ

英語教育について考える。時々ラーメンについて語ることもある。

ヨーロッパ旅行―バルセロナ、そしてクルーズへ(6~8日目)―

2014-08-23 22:33:01 | 旅行
ヨーロッパ旅行6~8日目です。この日が一番盛りだくさんだったのです。まずパリからバルセロナへ移動。飛行機での移動だったのでわりと楽ちん。

そしてバルセロナからホテルへ移動。昼間まのでものすごい暑さでした。しかもホテル近くの駅から道がわからなくて途方に暮れていました。道にあった地図を見ていると、アジア系(おそらくアラブ系)の女性が近づいてきました。「また詐欺の人か」と荷物を警戒していると「道に迷ったんなら教えてあげるわよ」と英語でやさしく声をかけてきました。「いかんいかん。ここは海外。悪い人に決まってる!実際、昨日パリでやられてるしね。」とさらに荷物を警戒。しかし女性は私のホテルの場所を丁寧に教えてくれました。「私もここに住んでいるわけじゃなくて、別のホテルに泊まってるのよ」なんて言ってましたが、やたらと詳しかったのでびっくり。そして女性にお礼を言い、言われた方向へ向かうと、ほどなくしてホテル発見。一安心。暑さにやられました。

さて、まだ昼過ぎなので近くにあるサッカースタジアムへ行きました。

大きすぎて写真に入りきりません。9万人くらい収容できる(はず)。日本では考えられない大きさ。

さて、パエリアでも食べようと歩いていると、雷が鳴りだしてあわててホテルへ。すぐにどしゃぶりの雨。パエリアを断念し、ピザでも注文しようと、デリバリーのピザ屋さんに電話。英語で注文しようとすると「No English.」と言われ、「・・・」。スペイン語は初級の本で勉強している程度で会話なんて無理。しかもメニューも読めないし!と思っていると、向こう側で別の人が電話に。しかしなぜかスペイン語。一応「English?」と聞いてみると案の定「No English.」の返事が。なぜ替わったのか疑問に思いながら受話器を置きました。仕方なくホテルのフロントの人に頼んで注文してもらいましたが、フランスではほとんどみんな英語話せたのに、スペインはあまり英語が話せる人はいないのか、とちょっと不安になりました。まぁ7日目以降はほとんどツアーガイドさんがつくので別にいいのですが。


そんな激動の1日が終わり、7日目。この日からクルーズに乗って、イタリア、モナコ、フランス、そしてスペインに戻ってくる1週間の旅です。その前に、バルセロナといえば、ということでサグラダ・ファミリアへ。一番見たかったのがこれなんです。

実際に見てみると、見る側面によっておもむきが全然違います。中もわりと近代的な感じで、ヨーロッパによくある教会や大聖堂とはまるで別物です。ガウディが設計した建物はけっこうバルセロナに残っていて、それぞれ独自の世界観で楽しませてくれます。ちなみにこのサグラダ・ファミリアは2026年に完成する予定らしいですが、はたして。

そしていよいよクルーズへ。クルーズはずっと夢だったので、まさに夢が叶いました。バルセロナのホテルからバスでクルーズへ。船の大きさにびっくり。こんな感じです。


大きすぎてよくわかりませんね。遠くから見るとこんな感じです。


4000人も収容できるという、とんでもない船です。こんな船、日本にあるでしょうか。中もとにかくすごすぎです!屋上にはプールやウォータースライダー、バスケやサッカーができる運動場もあります。


そして、たくさんのショーが行われるシアタールームもあります。


レストランもたくさんあり、朝・昼・夜と自分で選んで食べます。お金は基本的にかかりませんが、追加料金が取られる予約専用のレストランもいくつかあります。寿司やさんもありましたが、結局最後まで行きませんでした。大人気らしいです。


部屋に入ってみると、こじんまりとはしていますが、十分な収容スペースがあり、居心地がよいです。


外にも狭いですがバルコニーがあり、景色が楽しめます。ちょっと値段は上がりますが、絶対海側バルコニーの部屋をおすすめします。


とんでもなく快適な夜を過ごしながら7日目が終わりました。

そして8日目は1日中船内です。まったく飽きません。いろんなイベントやショーがやっています。私は日本でも有名なブルーマンショーというショーを見に行きました。もちろん無料です。無料でブルーマンショーが見れるなんて・・・。もちろん最高でした。ショーのあと写真も一緒に撮りました!船内での1日はあっという間。もっと船内を楽しみたいと思いつつこれで8日目も終わり。9日目からはイタリア編です。

ヨーロッパ旅行―パリ編(1日目~5日目)―

2014-08-14 21:38:29 | 旅行
少しずつ長かったヨーロッパ旅行についてお伝えするわけです。といってもはじめはパリ。パリは2度目なのであまり目新しさはなかったのですが、いろいろな場所を見ることができたのでやはり感動はありました。

まずは王道、ルーブル美術館です。

ここ、ダヴィンチ・コードでもおなじみの場所です!まともに見ていたら丸1日でも足りません。とにかくすごいです。開館1時間前に行っても大行列でした。並びたくない人は事前にチケットを購入することをお勧めします。ほかにオルセー美術館にも行きましたが、どちらにしてもまともに見ていたら10年くらいかかりそうなので、ざっくり味わいました。オルセーはルーブルと違い、抽象画(印象派の作品というのか、よくわかりませんが)が多いので、違った感じで楽しめます。

次にこれもメジャー級のノートルダム大聖堂です。

すごい人でした。中に入るにはどのくらい時間かかるのでしょう。

近くにはパリ市庁舎もあります。現在も使っているのか知りませんが。すごい建物です。


日本でいう国会議事堂のフランス版が次の写真です。なんか・・・すごい。


もちろんシャンゼリゼ通りを歩いて、エトワール凱旋門、てパターンもやるわけです。王道です。

ちなみにシャンゼリゼ通りで謎の寄付金を求められ、人助けのために、なんて正義感でサインして10ドル渡したら「最低20ドルとここに書いてあるだろ!」と言われました。確かに小さくペンで書かれていましたが、「詐欺の人か」と思い、無視しました。その後もしつこく言ってきましたが、無視し続けました。とんだ詐欺なので絶対に相手にしないことです。

パリにはところどころに「パッサージュ」とよばれるこしゃれな小道があり、雑貨が売っています。こんな感じです。

写真が少し斜めになってます。ひどいですね。

そしてちょっとパリから離れると、お城があったりします。下の写真はシャンテイ城という城です。今は王様が住んでいるわけではありません。一応。ドラクエみたいでかっこいいですね。

王道に飽きたら、城巡りもいいなぁ、なんて思いました。日本の城も巡りたいなぁ、なんて思いをはせながら5日間のパリ生活は終わりました。以上、パリ編でした。

旅行に役立つ表現を学ぶ

2014-08-14 20:09:00 | 日記
やっと2週間に渡るヨーロッパ旅行から帰ってきました。旅行の全貌については長くなるので徐々に明らかにしていくとして、今回は旅行で「これなんて言えばいいの」と思うような表現を集めてみます。簡単なのに意外とわからないことは多いのです。

まずは、例えば飛行機の中で、「お飲み物はいかがですか?」と聞かれたときに「けっこうです」と言うにはどうすればいいでしょうか。答えは、

(1)I'm fine. (Thank you.)

です。もちろん「元気です」という意味にもなりますが、日本語でいうところの「大丈夫です」的な感じで使います。もちろん、

(2)No, thank you.

でもかまいません。何かを提案された時に「自分はけっこうです」と断るときにはこの2つを覚えておけばよいでしょう。


次におみやげを買ってプレゼント用の包装を頼みたいときの表現です。ただし、日本と違って有料であったり、あからさまに嫌な顔をされることもあるので、頼むときには強い心が必要ですが。

(3)Can you giftwrap it?

この「giftwrap」で「~をプレゼント用の包装で包む」という意味です。日本語のように回りくどく言う必要はありません。申し訳ない感じを出したいのであればcanの代わりにcouldを用いたり、最後にpleaseをつければよいでしょう。


次にレストランで。基本的に外国は料理の量が多いので、せっかくのおいしい(?)料理を残してしまう可能性があります。そんなときアメリカやカナダ、そしておそらくヨーロッパでも持ち帰って食べるのが一般的です。持ち帰り用の袋をもらって自分で詰めたり、持ち帰り用の袋に詰めてくれたりと店によって異なりますが、とりあえず持ち帰りの袋を頼むのがよいでしょう。さて、なんと表現すればよいでしょうか。

(4)Can I have a doggie bag?

このdoggie bagはdoggy bagとも表記しますが「犬用の袋」という意味で、アメリカやカナダでは多くの場合茶色い袋が出てきます。この茶色い袋に残り物を詰めて持ち帰るわけです。家で犬に食べさせるための袋、ということからそう呼ばれるようになったようです。

また注文したときに、「量は多いですか?」とか「量はどれくらいありますかね?」などと確認しておいた方がよいでしょう。この場合、どのように尋ねるでしょうか。

(5)Are the portions big?
(6)How big are the portions?

portionとは「一人前の量」という意味で使います。頼んだ分の皿の量を聞いているのでportionsと複数形にしていますが、ある一品の皿の量を聞きたいのならportionと単数形にします。このように確認しておけば残すことはなくなるかもしれませんね。


また、外国ではまだチップをわたす文化も根強いので、1ドルや2ドルコインや20ドル以下のお札をたくさん持っていたほうが何かと便利です。特に100ドル札での支払いは基本的にかなり嫌がられます。そこで大きなお札はマネーエクスチェンジで両替してもらう際に、細かいものにしておきたいわけです。「これ、細かいお金にしてくれませんか」という表現はわりと使う機会が多いので覚えておいた方がよいと思います。いろいろな言い方がありますが、最も簡単な言い方は次の例でしょう。

(7)Can you break this?

このbreakは細かくする、という感じで一般的に用いられます。難しい表現を使わなくても言いたいことは言えるものです。


夏休みももはや終盤。北海道の夏休みは短いのです。気持ちを切り替えてがんばらなければ。バカンスは終わった。。。