もずの独り言・goo版

半蔵ともず、gooでも独り言です。『もずの独り言』はこれからも戦い続けます。

【みんな生きている】拉致議連編

2012-04-06 10:13:48 | 日記
4月15日の金日成(キム・イルソン)主席の生誕100周年の行事に向けて多額の現金が日本から第三国経由で北朝鮮に持ち出されているとして、拉致議連は役員会を開いて「北朝鮮への現金持ち出し額の上限を設ける等の制裁強化を検討すべきだ」との考えで一致しました。

「朝鮮総連の6名の副会長が何回にも分けて北朝鮮に行き、政府が申告額を把握しているのは1億数千万円を(北朝鮮に)持っていってしまっている。日本はミサイルのことを反対していながら敵に塩を贈るようなことになってしまうじゃないかと。そういうことをもう少し厳密に検討していくべきだとの意見が出ました」
(平沼赳夫拉致議連会長)

北朝鮮に対する経済制裁では2009年から北朝鮮に持参する現金の届け出義務の金額を引き下げ、10万円以上を持ち出す際は届け出が義務付けられています。
これについて、4月2日の拉致議連の総会で財務省は
「去年12月から今年2月までに112件、およそ1億3000万円分が税関に申告され、日本から第三国経由で北朝鮮に持ち込まれた」
と明らかにしました。
拉致議連は4月5日に役員会を開き、「届け出義務の金額を引き下げる制裁ではなく、『持ち出し額の上限』を設ける制裁でなければ多額のカネが北朝鮮のミサイル開発に使われる」として、さらなる制裁強化を超党派で検討すべきだとの考えで一致しました。



【拉致事件、捜査の現状】
北朝鮮による拉致事件を巡り、日本の警察はこれまで実行犯や指示役として北朝鮮の元工作員たち合わせて11人を国際手配しています。
拉致には金正日(キム・ジョンイル)総書記が掌握していた対外情報調査部と呼ばれる工作機関が組織的に関わっていた疑いが強いと見て捜査を続けています。
このうち、福井県の地村保志さん・富貴恵さん夫妻を拉致した実行犯として元工作員の辛光洙(シン・グァンス)容疑者が手配されています。
また、大阪府の原 敕晁さんが拉致された事件では、辛容疑者とともに金吉旭(キム・キルウク)容疑者も共犯者として手配されています。
この他、東京都の久米 裕さん拉致事件では金世鎬(キム・セホ)容疑者が、新潟県の曽我ひとみさん拉致事件にはキム・ミョンスク容疑者がそれぞれ関わったとして手配されています。
北海道出身の渡辺秀子さんの子供2人の拉致事件では、工作員グループのリーダー格で北朝鮮にいると見られる洪寿恵(ホン・スヘ)こと木下陽子容疑者が手配されています。
新潟県の蓮池 薫さん・祐木子さん夫妻の拉致事件ではチェ・スンチョル容疑者が実行犯として手配されている他、金総書記が掌握していた対外情報調査部と呼ばれる北朝鮮の工作機関の幹部であるハン・クムニョン容疑者とキム・ナンジン容疑者が拉致の実行を指示したとして手配されています。
ハン容疑者たちは工作機関で「指導員」と呼ばれる立場で、辛光洙容疑者たちもこの組織の一員だったことがわかっており、警察は北朝鮮が組織的に拉致を実行した疑いが強いと見て捜査を続けています。
よど号ハイジャック事件のメンバーたちも1980年代にヨーロッパで相次いだ3人の日本人拉致に関わった疑いで国際手配されています。
このうち、有本恵子さん拉致事件では魚本公博(安部公博)容疑者が、石岡 亨さんと松木 薫さん拉致事件ではよど号メンバーの妻の森 順子・若林佐喜子両容疑者がそれぞれ手配されています。
この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 【みんな生きている】不正輸... | トップ | 【みんな生きている】北朝鮮... »
最新の画像もっと見る

日記」カテゴリの最新記事