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【みんな生きている】特定失踪者情報公開編/岩手県警

2013-07-01 05:27:25 | 日記
北朝鮮による拉致の可能性が排除できないとして6月28日、警察庁が情報を募るために全国の警察のホームページに行方不明者(特定失踪者)の名前や顔写真を順次、掲せていく事を発表しましたが、岩手県関係7人の掲載も始まっています。
掲載されているのは、岩手県警のホームページにある「捜査・捜索情報」の部分で、28日から出身地、または当時の住所が県内の男女合わせて7人について、名前と顔写真、当時の年齢等が載っています。
警察庁によりますと、拉致の可能性が排除できない行方不明者は、先月末の時点で全国に864人。しかし、その半数近くが30年以上前からのため、新しい情報が得にくくなっていて、当時の住所や場所を管轄する警察署に、情報の提供を呼びかけています。

《調査会公開特定失踪者・鈴木正昭さんについて》
◆氏名:鈴木 正昭
(すずきまさあき)
◆失踪年月日:昭和52(1977)年8月30日
◆生年月日:昭和27(1952)年5月29日
◆性別:男
◆当時の年齢:25歳
◆出身地:岩手県一関市
◆当時の身分:団体職員
◆失踪場所:千葉県千葉市

【失踪状況】
失踪当日、前の職場の同僚が自宅アパートを訪ねていったところ、路上で女性と話し込んでいた。
以後情報なし。

《調査会公開特定失踪者・坂川千明さんについて》
◆氏名:坂川 千明
(さかがわちあき)
◆失踪年月日:平成12(2000)年3月7日
◆生年月日:昭和51(1976)年10月7日
◆性別:女
◆当時の年齢:23歳
◆身長:150cm
◆当時の身分:ガソリンスタンド勤務
◆特徴:右にえくぼ
◆失踪場所:岩手県

【失踪状況】
退勤後帰宅途中失踪。
翌日、警察から岩手県九戸郡種市町の高家漁港に車が放置してあると連絡。
車の中には財布、携帯電話等すべて残っていた。
高家港は職場から家とは全く反対の方向で、夜は真っ暗。地元の人もほとんど近寄らない小さな港。
車は港の端に海に向って停まっていた。
入水自殺してもすぐ死体があがってくる場所。
車の中には高家港の丘の上にあるコンビニでビールを買ったレシートが残っていたが、そんなところでビールを買うことは考えられない。
失踪当時車のガソリンを入れていた。走行距離からすると、勤務先のガソリンスタンドから久慈市を回って高家港の距離と一致する。

《岩手県警公開特定失踪者・佐藤琢磨さんについて》
◆氏名:佐藤 琢磨
◆行方不明日:平成3年4月12日
◆当時の年齢:33歳
◆当時の住所:東京都国立市
◆岩手県陸前高田市出身
◆当時の職業:会社員
◆身体の特徴:身長160cmくらいで中肉

【失踪状況】
平成3年4月12日、当時、居住していた東京都国立市内において、行方不明となっています。

《岩手県警公開特定失踪者・工藤和広さんについて》
◆氏名:工藤 和広
◆行方不明日:昭和56年7月13日
◆当時の年齢:18歳
◆当時の住所:岩手県盛岡市
◆当時の職業:高校生
◆身体の特徴:身長167cmくらいで、痩せ型

【失踪状況】
昭和56年7月13日午後9時過ぎころ、知人に対し、「午後9時30分に友人と会う」と言い残し、行方不明となっています。

《岩手県警公開特定失踪者・武田直美さんについて》
◆氏名:武田 直美
◆行方不明日:昭和56年7月13日
◆当時の年齢:18歳
◆当時の住所:岩手県盛岡市
◆当時の職業:会社員
◆身体の特徴:身長162cmくらいで、痩せ型

【失踪状況】
昭和56年7月13日午後9時30分ころ、知人に対し、「友人と待ち合わせている」と言い残し、行方不明となっています。

《岩手県警公開特定失踪者・村上充弘さんについて》
◆氏名:村上 充弘
◆行方不明日:昭和63年12月28日
◆当時の年齢:26歳
◆当時の住所:静岡県小笠郡
◆岩手県大船渡市出身
◆当時の職業:無職
◆身体の特徴:身長160cmくらいで、痩せ型

【失踪状況】
昭和63年12月28日、当時、勤務していた静岡県小笠郡の会社を退社し、岩手県大船渡市の実家に戻る途中、行方不明となっています。

《岩手県警公開特定失踪者・菊地力夫さんについて》
◆氏名:菊地 力夫
◆行方不明日:昭和52年10月30日
◆当時の年齢:32歳
◆当時の住所:北海道札幌市
◆岩手県一関市出身
◆当時の職業:会社員
◆身体の特徴:身長169cmくらいで、中肉

【失踪状況】
昭和52年10月30日、当時、勤務していた北海道札幌市の会社から退社後、行方不明となっています。



【拉致事件、捜査の現状】
北朝鮮による拉致事件を巡り、日本の警察はこれまで実行犯や指示役として北朝鮮の元工作員たち合わせて11人を国際手配しています。
拉致には金正日(キム・ジョンイル)総書記が掌握していた対外情報調査部と呼ばれる工作機関が組織的に関わっていた疑いが強いと見て捜査を続けています。
このうち、福井県の地村保志さん・富貴恵さん夫妻を拉致した実行犯として元工作員の辛光洙(シン・グァンス)容疑者が手配されています。
また、大阪府の原 敕晁さんが拉致された事件では、辛容疑者とともに金吉旭(キム・キルウク)容疑者も共犯者として手配されています。
この他、東京都の久米 裕さん拉致事件では金世鎬(キム・セホ)容疑者が、新潟県の曽我ひとみさん拉致事件にはキム・ミョンスク容疑者がそれぞれ関わったとして手配されています。
北海道出身の渡辺秀子さんの子供2人の拉致事件では、工作員グループのリーダー格で北朝鮮にいると見られる洪寿恵(ホン・スヘ)こと木下陽子容疑者が手配されています。
新潟県の蓮池 薫さん・祐木子さん夫妻の拉致事件ではチェ・スンチョル容疑者が実行犯として手配されている他、金総書記が掌握していた対外報調査部と呼ばれる北朝鮮の工作機関の幹部であるハン・クムニョン容疑者とキム・ナンジン容疑者が拉致の実行を指示したとして手配されています。
ハン容疑者たちは工作機関で「指導員」と呼ばれる立場で、辛光洙容疑者たちもこの組織の一員だったことがわかっており、警察は北朝鮮が組織的に拉致を実行した疑いが強いと見て捜査を続けています。
よど号ハイジャック事件のメンバーたちも1980年代にヨーロッパで相次いだ3人の日本人拉致に関わった疑いで国際手配されています。
このうち、有本恵子さん拉致事件では魚本公博(安部公博)容疑者が、石岡 亨さんと松木 薫さん拉致事件ではよど号メンバーの妻の森 順子・若林佐喜子両容疑者がそれぞれ手配されています。
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