直近の世論調査が2つ公開されています、
2024年5月10日~12日にNHKが、先週6月1日2日にはJNNが各々世論調査を行いました、
いつも、軽くダイジェストを読むだけなので、あまり威張れたものではないのですが、、、
なんとなく、ぼんやり浮かんだことを書き留めておきます、
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それぞれのダイジェストページはこちら、
内閣支持率とかも気になるのかもしれませんが、
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今日の独酌酔言の視点は・・・
いまや、日本人でもっともポピュラーな政治観=“支持政党無し”という事についてです、
かくいうワタシも支持政党無しな人です、
国政選挙ではしっかり投票しますが、支持政党無しな人です、
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支持政党に関するNHKの調査結果、
政党支持率、
ま、こんな感じですよね、最大支持政党の自民党で27.5%、
4人に一人が支持する自民党が強力な勢力というよりは、
自民党に対峙できる野党が今のところ存在しない、という印象です、
自民党の政治資金問題などでこれだけ不祥事が続いても、
立憲民主党の支持率は0.1%しか上がらない、
野党に魅力がないのか?
はたまた・・・
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年代別政党支持率、
年齢が上がるほど支持者が増える自民党、
ま、これは納得、
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ちょっと横道にそれますが・・・
数年前の調査では若者の間でも自民党支持率が高い、
というような調査結果を見たような気もしますので、探してみました、
こちらですね、支持率ではなく投票率でした、
その理由も興味深い、
なるほどね、だれがやっても世の中良くなるとは思えないし、
野党は頼りにならなさそうだし、
それなりに普通に生きていけてるし、
実績のある党に任せた方が安心、
それなら自民党でイイんじゃない!的な感じですね、
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さて、年代別政党支持率に話を戻して、
自民党支持率に綺麗に反比例しているのが“支持政党無し”層です、
18~39歳では実に全体の6割が支持政党無し、な状態です、
自民党支持者が支持政党無しを上回るのは80歳代のみです、
つまり、日本の政治は「自民党支持」層と「支持政党無し」層に2極化している、と言えます、
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この30年間、成長できなかった日本経済、
(これについてはまた別の機会に書きたい)
30年間もうまくいかなかったら、
そりゃ、何をやってもどうせうまくいかないに決まっている、
という日本の政治に対するあきらめ、のような空気を感じるのも無理はないか、
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反対にそんな中でも自民党を支持するという岩板層には、ある意味、政治に対しての強い意志を感じてしまいます、
これはある意味偉いかもしれない、
自民党が日本を良くするんだ、という確信があるような気がします、
それはそれで結構、
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しかし、若い世代の6割近くが支持政党を持たない日本の現状、
これはなんとかしなければならないと思います、
民主主義の根幹である選挙、これが意味を持たなくなった国に未来はない、といって良いでしょう、
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さて、JNNの調査では、現状で選挙があった場合、投票する予定の政党に関する数字も出ています、
同調査のもう少し詳しい数字がYahoo!ニュースに掲載されていました ⇒
いま衆議院選挙が行われた場合の投票先を聞いたところ、結果は次の通り。
▼自民党24.2%
▼立憲民主党16.9%
▼日本維新の会10.3%
▼公明党5.4%
▼共産党5.5%
▼国民民主党5.1%
▼教育無償化を実現する会0.8%
▼れいわ新選組4.0%
▼社民党0.8%
▼参政党1.7%
▼それ以外の政党0.7%。
「支持政党無し」層も当然投票するわけですから、
得票率でみると自民党は24%しか獲得できない、という事です、
さすがに今の状況では、現状政治への批判票が少しは集まるような感じですね、
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次の国政選挙、投票率がまた下がるような事があると、
本当に日本の民主主義は衰弱していくかもしれません、
必要なのは・・・
与野党問わず、支持したくなる政党造りは急務、
若い人が未来に希望と期待が持てる政策立案も必須、
なにより、この国の未来を描け、それを実現する突出した能力がある清廉な政治家の登場が待たれます、
(インチキ政治家はダメ!^^)
もういい加減、政治に無関心ではいられない!
そんなムーブメントを期待しています、
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