百歳に向かってもう一度歩いて世界一周

平成7年1月1日より歩いて世界一周に挑戦して居ますので引き続き続けますのでご照覧あれ!

湯の入荘で

2012年10月11日 17時57分38秒 | パソコン

  10月11日  (木)  平成17年1月1日より 2,850日目
       歩いた歩数       その距離
本日     15,678 歩    10,975 m
総計 39,996,579歩 27,997,605m

ドイツ・オランダ、ベルギー.、フランス.ロンドン・グラスゴーを経てインバネスに向かう、後 134,655m

 大得意の市の口の老人クラブが都合で他日に変更したので迎えのバスはガラガラ。昨日市の口不参加の情報を得たので、何時もの時間を繰り上げて家を出たが、迎えのバスは乗車口に向かって近づいて来ていて、私はやっと追いついた。次の停車口では予定の人が間に合わずバスは待つ有様となったが、今日の参加者は総員でやっと10名。 

 私は今日の参加者はI昵懇の老婆ばかりなので、phoneで歌を思いっきり聞かせようと思い、スピーカーを用意して行ったので、早速舞台に据え付けた。そして男性は三人だけなので直ぐに乾杯となった。乾杯で「今日は皆さんに広澤虎造の浪花節を聞いってもらいたいと思い、用意して来た」と言うと、歓声を揚げて賛成してくれた。

 「石松の三十石船」をやったが、途中から雑談が入ってきて、石松と江戸っ子の掛け合いの面白さもかき消されて私も嫌気がさして、浪曲はそのままにして温泉に向かった。湯に浸かっていても浪花節の話は出なかった。同じ老人でも住んだ時代の違いを感じた。

 温泉からあがって今度は【軍歌】に切り替えた。これには「音を落として!」という人も居たが、何度も涙を拭う人も居た。多くの人は音楽に合わせて手拍子をうち、歌って呉れた。これは大方の皆さんに喜ばれたようだ。そして「野崎小唄」を取り上げると「懐かしい!」と言う声が出た。青春時代を思い出したのだろう。「随分古い歌まで入ってるんだネ。羨ましい!」と褒められたので「もしも月給が上がったら」など戦前の歌を次から次と流した。

 昼食も済んで、枕を並べて昼寝にはいったので、音を最小にして「クワイ河マーチ」に切り替えた。全員子守唄になったのか寝込んだので、スイッチを切った。帰りのバスの中で「久し振りの軍歌で涙が止まらなかった。ありがとう!」と言われたのが嬉しかった。