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夢の続き・・・

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こよなく愛し、ささやくブログ

どんど焼き

2012年01月14日 19時39分59秒 | 世の中の出来事
今日1月14日は、小正月行事である「どんど焼き」日だ。
小生の地元でも行われた。

地域によっては違う日に行われることもあるらしいし、違う呼び方をする所もあるらしいが、
日本全国で行われる行事だ。

どんど焼きは全国でほぼ共通して、集落内の路傍にまつる道祖神の火祭りらしく、正月のをはじめとした
正月飾りや、書初めなどを納めて炊き上げる民俗行事だ。
遠く平安時代から続いているという。

(どんど焼き)

どうも調べてみると、今年一年の五穀豊穣、無病息災、家内安全、商売繁盛などといった様々なことを祈る意味あるようだ。

燃え盛る火の中に、樫の木に飾られた繭団子を焼き、それを食べると一年間健康でいられるという。

小生も太らない程度に頂きました  今年も健康でありたいと思う。


(団子)


昔、この地域は養蚕が盛んだったこともあり、良質の繭が取れることを祈り、
団子も繭の形だったのを覚えている。

小生の家でも、子供の頃は養蚕が行われており、近所でも多かった。
よって小生 ただの芋虫は気持ち悪いが、お蚕さん(地元ではこのように呼ばれている)は全く気持ち悪く
なくかわいいと思う。見慣れない人にはどっちも同じように見えるのだろうが・・・

今、その養蚕をやる家は一軒もなくなって、団子も繭の形ではないことに今日気が付いた
これも時代だ。
たしかに少年時代 当たり前だった桑畑は、殆ど姿を消した。
子供たちは桑の実の味を知らない子ばかりになってしまった。
確かに大勢に影響はないが、一抹の寂しさを感じる。

しかし、時代が流れ、生活スタイルが変化しても、人々の祈りは変わらないものがある。
こうした伝統行事が、今も地元で行われ、守られていることを嬉しく思っている。

次の世代にも残してあげたい。