夢の続き・・・

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法政vs関東学院 少し成果が・・・

2011年06月11日 22時25分42秒 | ラグビー
本日三ツ沢球技場において、法政vs関東学院の一戦が行われた。

この試合、勝敗はともかく、いい試合をして欲しいと思っていた。

結果は以下の通り。

  法政   関東
前半  8   7
後半  5   7
合計 13  14


法政 敗北

正直、凡戦であった。負け惜しみではないが、関東全く強さを感じない。
法政が勝手に勝てる試合を落としただけといった感じ。
ゴールが決まっていれば法政が勝ち、決まらなかったから負けた。勝敗は
ただそれだけの違いと思う。

この試合のメンバーは、こんな感じだった。



(西内選手 オレンジブルーが良く似合う)



(前半)
1分 KOと同時に関東陣内に攻め込んだ法政。中央やや右にあたる22mライン
   あたりで、武者選手の素晴らしいタックルでターンオーバーすると、高城選手が
   右に転回。竹下主将が右サイドを鮮やかな突破で、右隅にトライ。
   ノーホイッスルトライであった。Gは失敗。
  (竹下選手 先制トライ)


3分 渡邊選手足をひねったか、引き刷りながら退場⇒百武選手と交替。
   攻撃に暗雲が・・・。


15分 相手ボールスクラムであったが、押し込み、反則を誘発。PGをもらうと、
    岡本選手 見事に決める。

    前半30分くらいほとんど法政 関東陣内で攻める。
    しかし、これだけ攻めてわずかに8点(1T、1PG)差。
    というのもミスが多すぎる。トライが狙える絶好の位置に迫っても
    ノッコンなどの反則を繰り返し、獲れるところで獲れない。
    昨年秋の流経戦を見ている感じ。

    こうなると嫌な感じがする。

36分 この試合初めて関東 法政陣内左サイドのG前に迫るとモールを展開。
    そのままトライ。Gも決まって、1点差に迫る。
    そして、前半終了。

前半は、法政が攻めるも決めきれない。とにかくミスが多い。
先制トライの勢いを活かせない。
渡邊選手の早すぎる退場も、BKの決め手のなさの原因の一つ。
結局拓殖戦でもそうだが、竹下主将のように一人で決められる選手への依存は
この日も変わらない。

ディフェンスに関して言えば、あのザルディフェンスが修正されていて、
突き刺さるタックルとまではいえないが、皆で守る意識は伝わってきた。
2人目、3人目とフォローも拓殖戦よりは進歩を感じる。

この点は、練習での成果が少し見える気がする。

それにしても武者選手のタックルは火を噴く感じで、味方を鼓舞するものがある。
あとに西内選手のタックルもいい。
タックルしても、直ぐに立ち上がり、また次の相手に素早くタックルと、
さすが大物ルーキー。この日の運動量も抜群だった。



前半決め切れないまま、逆に詰め寄られ、嫌な流れの中、後半に突入する。

(後半)
後半、怪我から復帰した竹下主将や後藤選手らは、無理させない為 下がらせる。
竹下選手や渡邉選手を欠くと、BKの迫力がかなり落ちる感じで不安がよぎる。

後半になると前半の流れがかわり、主将という精神的柱がないこともあってか、
後半は30分近く法政陣内で時間が過ぎる。審判のレベルもあろうが、
そのことは仕方がない。
とにかく法政陣内でボールをとっても反則を繰り返し、関東陣内に入れない。
関東の決め手のなさやミスに助けられている感じでイライラが増す。


後半27分 法政 関東の攻撃をこれまで懸命に防いできたが、関東にモール
      を組まれ、ついに逆転のトライを許す。

後半35分 法政相手反則から加藤選手が素晴らしいキックで、右サイド5m
       ラインに迫る。そしてラインアウトから、モールを組み、一気に
       押し込み、武者選手がトライ。
(武者選手 モールからトライ)

      Gが決まれば再逆転だが、ポストにあたって失敗に終わり逆転ならず。
      法政13-14関東 1点差が重い。
      岡本選手からすれば、決して難しい角度ではなかったが、
      今日は2本ポストにあたり外したことが勿体無かった。

そして、この1点差をつめられず、敗れた。

正直、法政も関東もまだまだのレベル。
とても有料試合のレベルではない。
中央も関東と1点差ゲームだったので、今現在ライバル校とは団子状態だと思う。


が、いろいろな見方はあろうが、個人的には去年と比べ、ずっと明るく
感じている。
勿論、課題が山積している事に変わりはないが、
勝った拓殖戦より、ディフェンスしていた今日の負けゲームの関東戦の方が
いいと思う。
練習の成果が現れるまでは、まだ時間が掛かるだろうが、少し垣間見ることが
出来た。その他のこともこれからだ。

練習も厳しくなったようで、上手く指導が出来れば、ライバル校よりは
上積みが大きくなると感じる。
是非そうあって欲しいと思う。

今日も、小野木監督に勝利の女神は微笑まなかったが、
これまでの借金を返す為の過程なので、仕方がないと思う。
法政はこれからだ。
我々ファンも今は信じて見つめたいと思う。


頑張れ 法政


春のオープン戦 法政vs関東学院

2011年06月11日 05時06分36秒 | ラグビー
今日は三ツ沢球技場にて、宿敵関東学院との一戦が行われる。

過去、幾多の名勝負を繰り広げてきた両校。
昨年も、あの弱すぎるチームが、関東学院では覚醒して、素晴らしい
試合をしたように、関東学院には、特別な想いがあるようだ。

我々ファンも同様で、大麻事件により一時の強さはないが、
関東学院との一戦は格別な想いで見てしまう。

リーグ戦は、法政と関東がもっと頑張って盛り上げなくてはならない。

そんな想いで、両校の今年の実力がどうなのか? 今日の一戦を見たいと思う。

メンバーが発表された。



(法政A)
①大河原
②草間
③浅岡
④後藤
⑤宮田
⑥武者
⑦西内
⑧堀
⑨本村
⑩高城
⑪渡辺
⑫岡本
⑬油島
⑭竹下
⑮森谷
Re
宇佐美
河邊 
小山
山本
加藤
百武
高野
前川
玉村
井上

小野木新体制になったが、思ったほどこれまでと変わらない布陣だと思う。
まあ、夏以降、レギュラー、控えを決めていくとのことなので、
まずは、これまでの選手の把握と言ったところだろうか?

関東学院では、過去、神がかったプレーをしてきた竹下主将が怪我から復帰した。
後藤選手も怪我から復帰で頼もしい限り。
昨年の関東戦でも大活躍した森谷選手もスタメン入りだ。

西内選手もスタメン入りしている。今日も注目だ。
注目と言えば、小生が応援している加藤選手がReというのは解せないが、
これも高城、加藤、玉村といったSOの適正を見るためだろう。
後半は出てくると思われる。

新体制になり、練習もこれまでと比べ、たいぶ厳しくなったようだが、
直ぐには成果は出ないと思う。
試行錯誤もあろう。
とはいえ気持ちだけは伝わってくる試合を見せて欲しいと思う。

期待したい。

頑張れ 法政