夢の続き・・・

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こよなく愛し、ささやくブログ

ブラック・スワン

2011年06月09日 20時56分30秒 | 映画
久しぶりの洋画だ。

小生 まったくバレリーナの知識はないが、実にいい映画だった。


ストーリーはニューヨーク・シティ・バレエ団を舞台に展開される。

ここに所属するバレリーナ、ニナ(ナタリー・ポートマン)は、ある日
白鳥の湖の主役に抜擢される。
それも花形のベス(ウィノナ・ライダー)を追いやっての主役抜擢。
この主役は優等生タイプで、気品あふれる白鳥は見事に演じられるが、
狡猾(こうかつ)で官能的な黒鳥を演じることに不安があり、上手く演じることが
出来ない。
そこに、後から入ってきたリリー(ミラ・クニス)は、黒鳥を見事に演しられ、
このことが、初めて主役を演じるニナにとって強烈なプレッシャーとなり、
主役を奪われる、ベスのように追われてしまうという思いが、
不安、恐怖、憎悪、狂気といった様々な感情を呼び起こし、精神的に
追い込まれていく。

現実なのか、幻なのか分からなくなるような主人公の心情が上手く描写され、
時に、精神的苦痛の他、痛々しいようなシーンによる気持ち悪さも加わり、
苦しい様子が見事に描かれている。

そして最後の30分間は、バレエの知識が全くない小生も、その優雅さ、迫力に
圧倒され、惹き付けられ、久しぶりに洋画ではいい映画だったと思う。

もう一度見たいと思う作品だった。
プリンセストヨトミと違い、後に残る作品である。


(評価)
☆☆☆☆☆
※★=0.5☆

(基準)
☆☆☆☆☆ かなり面白い もう一度映画館に見に行きたい。 DVDは購入する
☆☆☆☆   なかなか面白い。
☆☆☆    まあまあ。しかし何かが足りない。
☆☆      がっかり。
☆       話にならん 金返せ!!

                                     以上