スピンターン~くり返しの人生を~あなたと~

~昭和23年団塊世代の独り言~

2024年1月の満月

2024年01月28日 | 日記

自宅前の満月(左側)


はるのガーデン

2024年1月になりました。
1月26日の満月は2023年7月から数えて7回目の満月
です。今月の満月はこれまでより身近に感じます。
1月20日未明についに、日本の無人探査機が月面に
到着しました。さぞかしかぐや姫がビックリした
ことでしょう。ピンポイント着陸はさすが日本です。

今年のお題は「夢」ときまりましたが、なにか
ヒントはないかなと「万葉集」と「百人一首」
を読んでいます。「万葉集」は4500首ですべての
日本人が詠んだものが選ばれていますが、「百人一首」
は、天智天皇や安倍仲麻呂など当時の日本の上流社会の
詠み人ばかりです。選者の意向も反映されており同じ歌も
微妙に変わっています。

「万葉集」の「山部赤人」の歌、
田子の浦ゆ うち出でて見れば 真白にぞ
富士の高嶺に 雪は降りける。

「百人一首」では、
田子の浦に 打出でてみれば 白妙の
ふじの高嶺に 雪は降りつつ。

と場所及び時間の流れが微妙に編集してあります。
「万葉集」に含まれる400首の歌人であり選者の
「大伴家持」の父親はお酒の好きな「大伴旅人」です。
かれは大宰府の長として3年足らずの間に「唐津」に係る
歌を沢山詠んでいます。

いまから約1300年前の奈良時代から、人を愛する「相聞」
と、人の死を悼む「挽歌」を読んでいると長い歴史の
なかに包まれて安らかな気持ちになります。「万葉集」は
精神安定剤として最高の薬です。ぜひお試しください。

1月は誕生月で、久しぶりに「はるのガーデン」で
ワイフと二人、コロッケとカツのカレーを楽しみ
ました。次は2月24日が満月です。お楽しみに。




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