スピンターン~くり返しの人生を~あなたと~

~昭和23年団塊世代の独り言~

意識は継続し人類意識から地球意識へ

2022年12月22日 | 日記

日本橋三越のモンブラン(600円)

12月19日仕事で新橋のイイノビルに出かけました。新橋虎ノ門界隈は
35才ごろ原子力船むつの改修工事で三井造船から出向し、仕事も
残業100時間もしたところです。そのころ技術部には遮蔽改修による
放射線漏れ解析を担当した斉藤哲夫さん(今国土交通大臣)と一緒
でした。仕事は午前中に終わり、11時半ごろに東京駅地下のいつもの
チョモランマにより、昼から餃子2個をつまみにホッピーでいい加減
になったところで中華そば(740円)で上がり。
ここまで来たので「人生最高のレストラン」できゃりーぱみゅぱみゅが
紹介した日本橋三越地下のアンジェリナのモンブランを2個購入し
自宅で食べてみましたが、最後に白い砂糖がかりっとして甘くて
最高でした。

東京に行く途中で、田坂広志さんの「死は存在しない」(光文社)
を一気に読破しました。かれの説の最大のポイントは「ゼロ・
ポイント・フィールド」で、そこにはこれまでの有史以来の一人
一人の知識が量子レベルで完全に保管されているという仮説です。
これを読んで「立花隆」さんの、「いのちの連続体」を思い出し
ました。これまでも宗教では「あの世」があるといい、科学は
「あの世」はないと相反していますが、この二つの思想に架け橋
をかけるのが「ゼロ・ポイント・フィールド」であるというのが
田坂さんの主張です。私はこの本を読んで少しもやもやが取れ
ましたが、解放されたのは「意識」のほうで、「肉体」は後期
高齢者として確実に衰えています。

以下は2022年6月の立花隆さんの死に対する考えです。
「死んで皆物質的に無に帰る。人生は一瞬に過ぎない。
人間は死すべき運命。自覚して運命を乗り越える。最後は変わる。
ひとりひとりの命の連環体。その連環体が連なって、
いのち(記憶)の連続体が生まれる。さらに(知識が)つながって
人類の歴史。竹は地下茎で繋がっている。人間の知的な営みも実は
地下で繋がっている。人間の知識の体系みたいなものがそういう
風に繋がっている。
動物の場合世代を超えて伝承されるものは遺伝情報しかない。
しかし人の場合ははるかに大量の情報(知識)が言語化されると
世代を超えて伝えられていく。これは人間だけが獲得した新たな
遺伝の形式(知識の連続体)だという。人間の持つあらゆる知識が
総合されて一つの一貫した体系に共有されるようになってきた。
これらの動きの延長上に人類全体が一体となって思考するような日
がくるだろう。超人類の誕生であり超進化、ヒトという種のレベル
を超えた進化が実現する。」