スピンターン~くり返しの人生を~あなたと~

~昭和23年団塊世代の独り言~

10/2金木犀の季節になりました

2016年10月02日 | 日記

匂い始めた金木犀(花言葉・謙虚 中国原産)

先週から近くの庭そしてうちの庭にある金木犀が
小さな花弁より先にその強烈な秋の到来を告げる
匂いを届けてくれるようになりました。

今日の日経にも書いてあるとおり、この匂いと
入れ替わりに激しい日差しをもたらしたパリの夏が
去っていきます。ことしは久しぶりに唐津に帰省し
その時足裏に残ったじりじりとした太陽の熱い夏の
感触がいまでもつい先日のように残っています。

時間の長さは、それを迎える時の数字で表される
時間の長さの感触と、過ぎてしまったときに眺める
同じ数字から受ける感触の落差に、いつも確かめよう
のない不安でいっぱいになり、これから迎える余命
例えば20年(非常に楽観的ですが)でさえ、「あっと」
いう間に過ぎ去ってしまうと観念してしまいます。

今日の毎日の松尾貴史のコラムに、先週の国会での
自民党議員が安倍総理の自衛隊への感謝の拍手に
総立ちになり拍手した件について違和感を自民党の
大嶋議長さえもったことを紹介し、「雰囲気がおかしい」
と違和感を覚えたときに歯止めをかけないと悔やんでも
悔やみきれないと発言していることは、われわれ団塊の
世代が甘受した平和を次の世代に渡すものとして、さけて
とおれない重大な責任だと覚悟して果たすべきだと思います。

安倍さんの戦略は、今度の山口での会談でロシアから
2島返還を契機に年末衆議院を解散しさらに憲法改正を
実行し、日本を他国との戦争のリスクにさらし、自らの
任期を3年延長し2020年のオリンピックを総理として
向かえようとするものです。

団塊の世代の最大の役割はこれまでの先人が実現した
平和を次世代に引き継ぐことです。これはどんなに
経済が破たんしても、守るべき日本文明の理念だと
思います。