スピンターン~くり返しの人生を~あなたと~

~昭和23年団塊世代の独り言~

きしむ民主主義と世界秩序(日経)

2016年07月24日 | 日記

ニューヨーク/平和の像

今日は日曜日。いつも日曜日は6時前に起きて
近くのローソンまで散歩して、ここでコーヒー
と160円の日経新聞を購入して店のイートインで
30分程度早速新聞を読む。窓の外には2014年に
薬疹で入院した山王病院が見える。ここは孫が
生まれたところ。私と同じ日に生まれた。

今日の日経でまず興味深く読んだのは「白樺派」の
記事。ここは前回の記事で、浮世絵を送り、代わりに
ロダンから小さな彫刻が送られたように早くから
西洋の文化との交流のあったところ。日本人は普通
の人が、世界中で一番のもの(ここでは文化)を求めて
直接行動する力を持っている不思議な国。そのDNAを
私は受け継いでいるか?

今日の記事で一番興味深く読んだのは表題の記事。
皆さんに紹介して、次の若い世代をよくしようなんて
大げさなことはないけども、この記事が皆さんの
日本人がもつ伝統的なDNAを刺激して、だれかがいつか
行動してくれることを期待しています。

記事のポイントは、①多くの市民が不満を抱いていること
②不満の最大の要因は経済が停滞していること③実質所得
が停滞している最大の要因は金融危機でこれを解決できない
エリートたちの能力と誠実さを市民は信じなくなってきた
こと④今後繁栄するためには、互いに依存していることを
理解すること、資本主義を改革すること、経済成長を加速
させ機会の平等を改善すること、最後に各国で目立ってきた
扇動政治家と戦うこと。トランプ氏など熱狂的な国粋主義の
台頭を抑えるには創意に富む野心的なアイデアを生かし
民主主義と国際協調のバランスを保たなければならない。
失敗は許されない。我々の文明そのものが危険にさらされて
いると結んでいる。地球規模で成長のあとの地球的財産を
平等に分配する仕組みつくりが必要で、このような調整役は
農耕民族である日本人のDNAが最も得意とする分野では
ないでしょうか?