都会のたぬき日記・合唱とか料理とか

上京10年目。たまに演奏会を聞きに行ったり、東日本大震災で被災した地域へ歌いにいったり。趣味は料理になりつつある。

モラトリアムの終焉

2008-09-30 21:57:29 | 携帯から
今日で最後のバイトが終わり、明日から正式な社会人となります。
大学に入学した当初から魅了されていたモラトリアムの心地よさともいよいよおさらばです。

一生モラトリアムでいたい!とは思いつつも、そうである人間は心のどこかで多少軽蔑している部分があったので、自分のこととなると何とも複雑な気分。
多分育ちの違いだね。自由であり責任がない状態で生きていけるのは、後見の裕福さが少なからず関係しているはずです。
明日の飯もままならない生活を知っていると、どうしても自分がフラフラしている状態に罪悪感を覚えてしまいます。学費だって馬鹿にならないし。

まぁ、甘えられる余裕があるうちは甘えたらいいと思いますが。そんな感じで私も半年はふらふらしてました。
首都圏だから許される身分です。地方でははっきり言って後ろ指さされっぱなしでしょう。地域格差というか、都会と地方の温度差はここ数年嫌というほど感じたなぁ。
あんまり煩わしいから帰るのも嫌になったけど、かといって不安定な綱渡りが許されるほど世の中甘くないもんねぇ。

何はともあれ、とりあえず働きながら今後のことは考えたいと思います。

当面の不安は朝起きだぬ…。

W出場ならず

2008-09-29 19:29:38 | 携帯から
会津混声、支ちのようで…。
学鳳が全国行けたと思ったのに、皮肉なものですね。


今年の関東と東北のパンフレットを見ましたが、すっかり火へのオードが流行りだした感じですね。輝ブームはどうせ女にだけだーと言われていたのに、一時は殺生石が流行り、今は火へのオードに着火。そして女にも継続中…。
もう、飽きたっす。せめて親元だけでも新しいことやってくれないかとここ数年願っているのですがなかなか届かず。
うーむ。季節へのまなざしが楽しみにもなるよなぁ…。

全日本合唱コンクール

2008-09-28 17:47:01 | 携帯から
大久保混声支部で落ちちゃったみたいですね…指揮者が代わったばかりで大変だったのでしょうか。
東京都は何故一支部なのか、昔から疑問でありました。正直全国大会の成績もぱっとしないし、特別運営に携わってるわけでもない。
関東支部に吸収されればはっきり言って代表争いに絡む確率は低いでしょうに、と思っていました。が、それは中高への偏見。
一般団体の参加数が多いこと、それとレベルが高い!県レベルでこれ!?という演奏が目白押し、特に一般B。
おまけに7、8団体しかでないから代表は一枠っていうとても酷な争いです。支部扱い納得。
ここ数年は大久保混声が頑張っていたようですが、勝らずとも劣らない団体が涙を呑んでいたことを考えると何とも切ない結果であります。
(まぁ私今年は聞いてないんですが)
中高でも「鉄板」と思われている学校が支ちをし、全国はなかなか面白い顔触れになりそうです。
(今年は聞きにいけないんですがね)


余談ですが、全国鉄板を名乗れるのはやはり黎明だけでしょうがー説がだんだんと浸透してきてます。私の周りで。
もはや謎の域。ミステリアス。実力は実力でしょうが、加えてムーセか何かが味方しているとしか思えません。
だってどんなに評価されてても、あの審査方式で審査員の順位が割れたら運も左右してくるもんよ。それがどうよ。毎年毎年あの結果。
依怙贔屓だ、と言われたらもう頷くしかないかも。それくらい、天をも味方につけた強運の持ち主な感じ。
という話で後輩と盛り上がりました。
黎明ファンの私としては嬉しい限りですけどね。

全国に出場されるみなさまのご活躍お祈りします。まだ支部大会が控えている一般の皆様も頑張ってください。

クイックルハンディワイパー

2008-09-27 23:30:11 | 携帯から
いただいたお花をペットボトルで作った簡易花瓶に入れてみました。
しかし置き場所が無い。ので、とりあえずいつ地震が来てもいいように台所に飾ってあります。


以前から欲しかったクイックルハンディをついに購入。ヨー○堂で298円でした。
うーむ、綺麗になりますなぁ。あっという間にもこもこが灰色に。…単に部屋が汚いからか?やっぱり掃除機だけでは足りないのか…。
この埃を取るもこもこは使い捨てのようで、一度埃まみれになったら新しいのに取り替えなければいけないみたい。お金かかるな~…。
洗って繰り返し使おう!みたいなのが出ると助かるんですけど、とりあえずは我慢。

しんみり

2008-09-26 18:15:53 | 携帯から
昨日は3週間ぶりのバイトでした。10月から仕事が始まるので、5年続けた定食屋とも今月末でお別れです。
自分のことで騒がれるのは正直かなり苦手。採用の結果も家族と地元の気の置けない友達にはあっけらかんと言えたけど、それ以外はなんだか改まって言うのも気が引けたので報告は必要に迫られた時にする程度にしました。
バイト先にも、店主と5年間一緒に働いたおばちゃんにだけこっそりと「みんなには内緒にしてね」付で報告。人の口に戸は閉てられないものですから、多少知られてはいるだろうなぁと思ってバイトに行ったら花束とプレゼントの数々が…。
いや、とても嬉しいのですけど、約束破ッタナー。
というか、もう一回シフト入ってるんだけどなぁ、もう完全にさようならの雰囲気ですね。そうか、そういうことだな。くそぅ。

人のことで騒ぐのは好きだけど、自分が褒められたり騒がれるとどう反応していいのかわかりません。ありがとう以外になんて言ったらいいのやら…だって人間的にはかなり曲がってるからさぁ。みんなに思われるようなことしてないし、気を遣う方が優先しちゃって申し訳無さでいっぱいになる。わざわざご足労いただいてすいません、みたいな。だから素直に嬉しいとかありがとうとか言える人ってすごいなーって思います。
見習いたいけど邪推が多いんだよねぇ私の場合。ひねくれ者?天邪鬼?
そんなこと無いよって言われると、お前に何がわかるんじゃーってなっちゃうから自分でもかなり面倒くさい。「何がわかるんじゃー」と「なんでそんな風にひねくれて取るんだー」という二つの気持ちが葛藤してたりして、結局「深く考えないようにしよう」で落ち着く。これじゃぁ感受性がどんどん廃れていくわね。


しかし、花ってもらって嬉しいけど処理が困るものです。花瓶なんかないし、かといって捨てることも出来ないし。蕾があるから水につけておけばそのうち咲くんだろうなぁ、さてどうしたもんか。

半年越しのご対面

2008-09-24 15:26:49 | 携帯から
今日は市役所の説明会後、卒業証明書を取りに大学へ。サークルにお土産もあったし出来る用事は全部済ませてきました。
相変わらず私が在籍していた学部の事務室は入りにくい雰囲気です。
入学した時から「この大学の事務の対応はいかがなものか」という話が方々から聞こえるほど、応対の印象がよろしくないので有名です。(学生の間で)
それを決定付けているのは悪印象ツートップのおじちゃんおばちゃん。
右も左も分からないから窓口に相談に行ったのに「手引きを読め」と一蹴された新入生は少なくないはず。あれはほんと嫌な気分になるよねぇ。

今日はそのツートップはどうやら休みのようで、応対してくれた方はいい人でした。良かった。
就職先に提出する成績証明書と卒業証明書をもらい、ついでに卒業証書もいただいてきました。
卒業式を欠席したため、卒業後半年経っての授与です。渡してくれた事務の方に「卒業おめでとうございます」と言われましたがなんとなくお互い苦笑い。半年も経ってるしねぇ。
成績証明も1年ぶりに目にしたけど思ったより悪くない。優6良2可2という感じ。
学科単位は優ばっかりですが、うちの学科の先生は成績付け甘いんだよなぁ…出席してれば優だもん。
何気に卒論も優。口頭諮問とてつもなくぐだぐだだったのに…9割方努力を買ってくれたのでしょうね。
そんな卒論担当の先生にも就職の報告が出来たし、ようやく一段落です。

帰省話3

2008-09-23 16:16:21 | 携帯から
今回の帰省でつくづく、自分は田舎の方が性に合ってるなぁと感じました。
一番の驚きは不眠の症状が全く出なかったこと。寝付かないなんてこともなく朝までぐっすり快眠。起床もすがすがしい。
遊ぶところも無いし不便は不便なんですけどね、住んでしまえば大した問題じゃないかな~と思いました。多分学生の遊びたい盛りだったからそう感じていたのでしょうが、毎日働くようになれば生活するのに精一杯で派手に遊ぶ必要なんかないんですよね。
空気もすがすがしいし開放感たっぷりで、時間の流れもゆっくりしてて。やっぱり地元に戻りたいなぁと何度も思わされました。
ま、帰ったら帰ったで煩わしい問題もでるとは思いますがね…。

しかし、東京に残っても地元に戻っても結局後悔はすることになるでしょう。どちらも一長一短。
やっぱり覚悟の問題です。
高校の同期で大学時代は札幌にいた子が今年の春に地元で就職してまして、どうして地元に戻ってきたかを聞いてみたんですよ。
そしたら「しょうがなく」だそうで…。
なんか、グサッと来ました。彼は長男だし、下にまだ2人弟と妹がいるからそういう責任もあるというのは分かるんですが、この年でもう決断しなければいけないというのが何とも…。
いんや、もう決断する年になったってことですよね。覚悟と責任から逃げ回ってるから結局どっちつかずのままなんでしょう、私は。
中途半端に色んな可能性を望から何一つ決められない、初めから一本しか道がない人の方が案外充実してるかもね…。
30過ぎて地元に帰ってくるのはみっともないって話はよく聞くし、さっさと腹くくらないといけませんね。

帰省話2

2008-09-21 21:57:02 | 携帯から
馬鹿は死ななきゃなおらない
馬鹿は死んでもなおらない

要するに救いようのない馬鹿のことです。


地元来てから数日間、洗濯してご飯作って掃除して…完全に主婦化してました。買い物行ってね。
そうそう、免許を取って1年と8ヶ月、2度目の運転もいたしました。危険すぎるので母が同乗。
もう忘れてるよ…とりあえず発進はしたものの、右左折が怖すぎて直進ばっかり。これではあんまりなので、母に怒られながら大きめのスーパーの駐車場で練習してました。

ぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐる

田舎の平日昼ならではの練習方法ですな。


こんな感じで数日はまったりしていたのですが、今回の帰省の一番の目的は地元の市役所試験です。(今から一次試験が始まるんだから遅いよねー。)
日も迫ってきたので、とりあえず持ち物とか時間とか確認しようと思い荷物を整理してたのですが…

無い。

あれ?
無いよ?


受験票が無いよ!


カバンひっくり返して本もめくって調べたけどどこにも無ーい…


あぁ、東京に忘れたわ…
開いた口が塞がらない状態。
忘れないようにしなきゃー☆って持ち物確認した内履きは持ってきてるのに、肝心の受験票は忘れてるもんね…。

呆れるのを通り越して殺意が(自分に)
しかし無いもんは仕方ない。まさかわざわざ取りに帰ることも出来ないし、とりあえず役所に電話で聞いてみたら無くても大丈夫とのこと。(本人確認は必要でしたが)良かった~けどすみません…。
当日は試験会場の担当の人も笑って対応してくださいました。

自分のことになるとてんでダメだなぁ…多分死んでもなおらないでしょうな。

帰省話1

2008-09-19 10:10:04 | 携帯から
約8ヶ月振りの帰省。高速バスの長旅はしんどいです。

朝の7:30、晴天の中で地元到着。
うむ、見晴らし最高。駅前のジャ○コが解体され更地になり、真っ青な晴天が広がってます。遮るものは何も無し。
駅前はばばちゃんが2、3人と車1台だけ。
あちこち知ってる店もなくなっていて、なんだか寂しい気持ち…こうして過疎化が進んで行くのでしょうか。

駅から歩いて帰る途中、猫3匹とすれ違いました。普段は犬派ですが猫もまた良し。この街の猫は目があっても逃げることがない。かわゆいのぅ。

家に着いて荷物をおき、半寝状態でごろごろ。
とりあえず友達に帰省したことをメールで報告。みんな仕事で忙しいのよねぇ…暇な時にでも構ってちょ☆と念も一緒に送信。(そしたらその日のうちにご飯のお誘いがありました。ありがたや)

お昼ご飯を食べて腹ごなしに街中を散歩。
うーん、やっぱり活気がないなぁ。1/4くらいシャッター閉まってるんでない?アーケードも鳥の糞だらけだし。

お茶屋の窓辺で猫が寝てます。売り物の上に乗ったらだめでしょ…。
横断歩道を猫が渡ります。どてどて(車はほとんど無いから大丈夫)
公園のベンチの下を猫がうろうろしてます。


……猫多すぎ


目の保養にはなるけど…いつからこんなに猫天国に?
と思ったら、細路地にまた猫。夢中で顔を洗っています…か、かわいい…。
20秒くらいずっと、左手(?)でおでこから鼻の当たりをごしごしごしごし。
つい見入っていたら、後ろの方からまた猫。ちょっと小さめ。
おぉ、まだいたのか。と思って目をやると、更に奥の方で3匹の子猫がお座りポーズでこちらを見ていました。
子猫4匹のお母さんなのね、お前…(でもまだ顔洗いに夢中)

猫いっぱいでほっこりしながら家路に着きました。それから外を歩くときはずっと猫の気配を探しています。

ちなみに次の日はカラッと晴れでした。