都会のたぬき日記・合唱とか料理とか

上京10年目。たまに演奏会を聞きに行ったり、東日本大震災で被災した地域へ歌いにいったり。趣味は料理になりつつある。

全国大会終了!

2006-10-29 21:24:31 | 携帯から
皆様お疲れ様でした!
今年もしっかりと堪能させていただきました~。
新勢力もめきめき力をつけて来てますね、来年も楽しみです。

なんと言っても話題は郡山二中の4連覇!
おめでとうございます。

ふー。
ひとまず疲れをとります。感想は後ほど。

東北大会中学校の部

2006-10-22 21:15:43 | 携帯から
遅くなりましたが、東北中学の感想を。とりあえず金賞校のみ。

・湯沢南
音の飛び出しが多々あるが、和音の重なり方はとてもきれい。特にぶつかってから解決する音。弱音にも芯が欲しい。
・根城中
パートバランスが絶妙。弱音が美しい。fになると少し力押しになるのが残念。特に高音を柔らかく。
・坂下一中
アルト(かな?)第一声で会場の空気を変えた。混声合わせて一番好きな演奏でした。後は皆様全国で…。
・福島第一中
ここの自由曲は「原爆小景」から水ヲ下サイと永遠のみどり。前にも書きましたが、中学生では厳しいと思います。演奏の良し悪し云々ではなくてね。声変わり中盤の子に、しっかりと出せる音域ではない。
とはいえ、ソロは綺麗でした。sopのフレーズの入りが丁寧になるといいなぁ。でも、やっぱ中学生の声では物足りない曲でした。
・一箕中
近年良く歌われている自由曲、鋸曳き歌と三原ヤッサ節。個人的にはそろそろ聞き飽きてきました…大学でも良く歌われているし。でも中学生から一般まで歌われてる曲集というのは凄いもんですね。どの年代で歌われても、今のところそんなに違和感は無い。
ブレスが見えるのが惜しい。でも、声も音もよく安定していました。ヤッサモッサにもっと勢いがつけば圧倒する演奏になりそうです。
・石川中
明るくて素直な声が好感。sopの伸びがとても綺麗です。言葉と音の関係をもうすこし追及して欲しい。
・郡山二中
今年も中学生離れの演奏でした。柔らかい音色…美しいです。少し、広がりの幅が狭かったのが気になりましたが(声量の問題かなぁ…)。Bustoの音がしっかり出ていたと思います。
・八軒中
デジャブ?自由曲が去年と同じでしょうか。<俵積み歌
でも去年よりも粗っぽかった…後半のテンポがとんでもないことになってた気がします。勢い、は確かにありましたが和音とフレーズの処理を「誤魔化している」という印象。拍手多かったけど、一曲目「稗搗ぶし」の方が演奏は良かった気がします。(二度目だからちょっと厳しく)

という感じですが、あくまで個人的な感想ですので真に受けないようにしてください。
こんな風に聞く人間もいるという程度で。

さて、恒例(?)マナーチェックです。
中学生の親御さんはたくましいです(笑)。ビデオ撮影は禁止されてますよー。
とは言っても、応援する姿を見ると多少のことは気にしなくなりますね。
でも、一番混んでる最終ブロックでハンカチで席取りをしたまま30分以上戻ってこなかった数人の方には、少し考えて欲しいです。(しかも、2階席の真ん中一番前、審査員の隣の席)「荷物による席取りをしないでください」というアナウンスが何度もされているのに…。

あと最近疑問なのは、審査員席について。
審査の妨げにならないように大きく場所を取っているのは仕方ないと思うのですが、その審査員(或いは役員)の方が演奏の妨げになる音を出すのはどうでしょう…。楽譜をめくる音、講評用紙を準備する音、もう少し気を使って欲しいなーと思います。
(都大会では審査員のある方が携帯鳴らしてました)

全日本合唱コンクール東北大会@高校の部

2006-10-06 21:32:04 | 携帯から
遅くなりましたが東北大会の感想をざっと。

今年から審査方式が変わりましたが「新増沢方式でないが故の弊害」が早速出てしまったようで…皮肉なものですね。
「自分のポリシーがあるのは分かるけど、大会の審査をしてるってことも少しは考えたら…」というようなことを知り合いの先生がおっしゃていて、なるほどなと思いました。
審査員の好みについては私は肯定派ですので、順位がばらつくことに関しては文句はありません。けれど、好みだけで評価していいのならその辺の素人を捕まえてもいいということになってしまう。(ま、極論ですけど)
好みを抜きにした純粋な「技術」の評価をしてから、それでも決まらない場合の「好み」ということで順位がバラけるのならば素人でも納得する…はず…かなぁ。
まぁ、実際のところどういう評価をしてああいう順位になったかは分からないので何とも言えませんが、しかし毎年同じ学校に高順位というのは…邪推してしまいますね、どうしても。ハーモニーの東北支部のページを使って、上位校だけでも対談してほしいなぁ(^ ^;)

以降は上位校+αに関する所見です。

安積高校混声
トップバッターはやはり厳しい。声が十分に出きっていないと感じる演奏。県大会でいい演奏をしただけにもったいない。でも朝一は大変ですよね。くじ運も実力のうちということでしょうか…。

同じく、朝は厳しいか。声量、盛り上がり等、MAXでも100に到達していないと感じました。ほんとにもったいない…。F3は好演。個人的には一女より好きでした。テクニックは例年通り素晴らしい。
鶴岡南
個人的な事情により冷静に聞けず(^^;)。例年とは違い上品で柔らかい音、指揮者の色が十二分に出ていた。高音のピッチがもう少し安定すると良いかな。来年からは選曲変えていいと思います。
黎明
相変わらず柔らかい日本語と明るい声。個人的に、H先生になってから音の丁寧さは増したと思うのですが(反論でそうだなぁ…)、今年も例外なく。ちなみに、ピアノは課題曲から蓋全開でした。

県大会よりも格段に良くなっていたと思います。葵の、大人数の合唱にも引けをとらないf、ffがとても好き。pも緊張感があって良かった。けど、始終同じ力の入れ方で、緩急の差が甘かったように思います。押すだけではなく、引くところも欲しかったかな。
三女
今年のホールは三女の味方。例年より粗が目立たなかった(と思う)。平べったい発音、毎度ながら「やりすぎ!」と突っ込みたくなるけど、全く不快な音にならないのはさすが。いい味出てると思います。欲を言えばp、ppにもう少し緊張感がほしい。嵐が過ぎ去ったような演奏、会場を振り回す力は見事です。


高校Bに関してはとりあえず以上で。

無事帰宅

2006-10-01 22:59:59 | 携帯から
鈍行で帰ってきました。
今年は何度大宮~宇都宮~福島間を往復したのでしょう。
乗り換えも慣れっこになりました。
(の割りに行きの電車乗り間違えて新幹線乗り損ねるとこだったけど)

いろいろと感想はありますが、細かいことはまた後ほど。
今週中には書きます。はい。。

技術的には東北>関東だったと思います。
上手い下手というよりは、単純に層の厚さが違うということ。
ただ、選曲に関しては疑問を感じるところが若干ありました。
特に、中学。言わんとすることは分かりますよね(笑)
中学生らしい曲を歌え!なんて陳腐な話ではなく
明らかに歌えてない(声が追いついていない)のでは、演奏の良さを見つけるのはとても困難。「中学生の声ならこれが限界か」と思ってしまう演奏が少し見られた気がします。音楽より情の方が優先されてしまう。
もちろんそうではない学校もあります。
「ほんとに中学生の演奏!?」と思ってしまうような。
そういうところに憧れてしまうのでしょうか…ちょっと前の「女に」ブームもそんな感じですかね。
ま、でも楽しめましたけど(笑)

次は大宮。の前にNコンだ。今年はテレビで黎明に酔いしれます♪