ポルトガルの空の下で

ポルトガルの町や生活を写真とともに綴ります。また、日本恋しさに、子ども恋しさに思い出もエッセイに綴っています。

帰ってきたレッドブル!

2017-09-04 08:21:49 | ポルト
2017年9月4日 

ドウロ川を挟んだポルトのリベイラ(Ribeira)と、対岸の町ガイア側の河畔は、観光ブームで普段でも人で一杯なのに、2日3日の週末は人で埋め尽くされました。川が見渡せる丘も同様です。ご覧あれ。


2011年から2013年まで休止されていたレッドブル・エアレース・ワールドシリーズが今年2017年は8年ぶりにレッドブルが帰還しました。ポルトでは過去2007年から2009年まで3回開催されています。
レッドブルと聞くとわたしは即、昔見た映画「素晴らしきヒコ-キ野朗」を思い出しワクワクします。

Wikiより

古い映画ですが、ロンドン、パリ間を一癖も二癖もあるヒコ-キ野朗どもが腕を競うだけでなく、あれこれ悪知恵も出しながら賞金目当てに飛行機レースに挑みます。裕ちゃんこと石原裕次郎のハリウッドデビューでもある喜劇作品です。

また、レッドブルの名前から、第一次堺対戦時、Red Baronと呼ばれたドイツのパイロット、リヒトホーフェンをも思い浮かべます。敵を80機撃墜したことから撃墜王として敵味方に名が知られ、乗る機体が真っ赤だったことからRed Baron、Red Knight、赤い悪魔などと呼ばれました。

Wikiより
Red Baronは25才の若さで命を落としています。

そう言えば、ジブリのアニメにも「紅の豚」なんてのがありました。リヒトホーフェンの機体の赤い色はRed Bull、紅の豚にも暗示されていると思います。

さて、土曜日の朝は夫と12時からの予行演習を観に行ってきました。レースそのものは午後からなのですが、きっとリベイラは足を踏み入れられないだろうと踏んでガイアに車で乗りつけ、途中に駐車して
Republic大通りをドン・ルイス1世橋に向かって歩きました。

目指すは見晴らしのいい丘になっている所、橋の上段のふもとあたりですが、見よ、もうこんなに人が陣取っておりました。

 

段々畑のような赤レンガの屋根、ポルトの街がきれいだ。

ニュースに寄ると、この日の午後の実戦では人出が60万人だとか、うひゃ!ポルトの人口と2倍以上。チビのわたしは写真を撮るために見渡せる場所がなかなか見つからず、苦労しましたが、なんとか撮影できました。以下、写真でご案内。

 

 



 
 
今回は14人のパイロットがレースに挑戦しましたが、中に日本人パイロットの室屋義秀氏が参戦しており、ポルト第6戦での結果はチェコ人パイロット、ソンカが優勝、室屋氏は6位だそうです。

下記では過去のレッドブル・エアレースについて綴っています。興味あらばどぞ。
★「空のF1レースがポルトに来る
★「レッドブル

本日はこれにて!



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