越前の味

2008-12-29 | その他
冬の味覚といえば、やはりカニ!
越前のセイコガニは僕の大好物のひとつ。
今日はカニ三昧だ!

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pk@4 コンサート

2008-12-28 | その他
12月20日に尚美のアンサンブルがバリオホールで、僕の作品「pk@4」 演奏がありました。

でもこの日は「TAMAアンサンブルフェスタ2008」の審査を前々から頼まれていた為、
聞きにいけなく残念でしたが、皆さん、元気に演奏してくれたと思います。

また、大阪では、大阪センチュリー響のコンサートも同日だった為、
こちらもいけなく残念。。。
指揮の堀俊輔さんから「満席の喝采で大成功したよ!」とコンサート終了後、すぐ連絡頂き、嬉しく思いました。

12月は関連イベントがいっぱい!


TAMAアンサンブルフェスタ2008(2)

2008-12-27 | その他
12/26「TAMAアンサンブルフェスタ2008」開催。
第1回目の20日に引き続き、第2回目は、朝から夕方5時迄、7時間コンテストが行われ、この審査を担当しました。
2日間の出場団体は約300団体、延べ1800名の出場者。
この日も大盛況で終了し、高校生の力強い演奏が披露され、上位は一点刻みの接戦となりました。

年々、アンサンブルの意識が高まってきている傾向にあると感じます。
アンサンブルが良い団体は、結果、全体合奏をしても良いサウンドがしますので、
これからもこの意識を持ち続けて頂きたいと思います。

<結果>
・最優秀賞:杉並高校(2アンサンブル同時獲得)
・優秀賞:川崎市立橘高校/東海大学菅生高校/狭山ケ丘高校/八王子高校
・審査員特別賞:立川高校/豊昭学園/八王子高校
・洗足学園大 学長賞、東邦音楽大 学長賞に輝いた団体もおめでとうございました!


出場者の演奏を陰で支えた裏方業務の学校は、八王子高校、菅生高校、明大中野高校、片倉高校の4校の生徒さんだったそうです。
他の人の演奏を支える仕事も、音楽を学ぶ大切な役割です、皆さんとても礼儀正しくかったです。

この開催の主催者とスタッフの皆さんも大変にお疲れさまでした!

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終わったぁー

2008-12-25 | その他
来月、札幌交響楽団のコンサートで演奏される曲が2曲完成しました。
やっと、峠を超えました?。
でも、あと一曲アレンジ残っていますが・・・。

取りあえず、これで食卓のクリスマス料理にありつけそうだ。
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ポカポカ陽気の東京

2008-12-22 | その他

ここ2、3日は、ポカポカ陽気の東京ですが、
こういう気候の変化の時に風邪を引きやすいので、注意が必要です。
風邪予防対策は、うがいはもちろんですが、歯磨きが一番なようです。

今日は、都内の某スタジオで映画のレコーディングがありました、
帰宅して、即、歯磨きで風邪予防。


TAMAアンサンブルフェスタ2008(1)

2008-12-20 | その他
12/20「TAMAアンサンブルフェスタ2008」開催。
朝から夜の8時迄延べ10時間コンクールが行われ、この審査で一日ホールにカンズメ状態でした。

出場者の演奏は様々ですが、良いサウンドづくりを日頃から心掛けてしっかりトレーニングしている人と、
適当に練習して演奏している人の差はハッキリでます。

中でも、驚くのは、曲も全く仕上がっていないのに「暗譜で演奏」している出場者の度胸と感覚にはビックリです。
単純なミスばかりして減点の対象になり、かえって不利になります。
コンクールで楽譜を見る・見ないは審査の対象外ですから、まずは音楽を奏でる基本をマスターしてほしいと思います。

しかしながら、熱気ある若い人達の演奏を聴いて、エネルギーを頂きました。
出演者の皆さん、主催者・スタッフの皆さんお疲れさまでした!
第1回目は大盛況で終了しました。
第2回目は、今度の26日開催。


■ホール審査発表、ロビー共に凄い人でした。

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札幌交響楽団/スペイン作品アレンジ

2008-12-12 | その他
来月(2009年1月23.24日)は札幌交響楽団 515回定期演奏会に皆で行こう!

ロビープログラムを全曲 アレンジ担当しまして、大急ぎで、アレンジ中です。。。
スペインもの3曲で、カスタネットソロやヴァイオリンソロ等、普段見られない楽団員さんの「超絶技巧!」が見られますよ。

メインプロでは恩師・伊福部昭先生の「リトミカ」も演奏されます。
ぜひ札幌コンサートホール kitaraに来てください!


・2009年1月23日(金)18:30 ロビー / 19:00メイン
・2009年1月24日(土)14:30 ロビー / 15:00メイン

【ロビープログラム】
1.マルキーナ/藤田崇文 編:「エスパーニャ・カーニ」
2.ファリャ/藤田崇文 編:「スペインダンスNo. 1」~ はかなき人生 より
3.ファリャ/藤田崇文 編:「火祭りの踊り」恋は魔術師より

札幌交響楽団:真貝裕司、三上 亮、佐藤郁子、小峰航一、石川祐支、助川龍


【メインプログラム】
1.ワーグナー:歌劇「さまよえるオランダ人」序曲
2.伊福部昭:ピアノとオーケストラのための「リトミカ・オスティナータ」
3.サン=サーンス:交響曲第3番ハ短調op.78「オルガン付」

指揮:飯守泰次郎、ピアノ:横山幸雄、札幌交響楽団

■会場:札幌コンサートホール Kitara
■チケット:[SS]6,000円完売、[S]5,000円~[C]3,000円


オーケストラ・ニッポニカ 日本の交響作品撰集

2008-12-04 | その他
11月30日(日)紀尾井ホールで行われた、ニッポニカのコンサートに行きました。
これは1950年代に東京交響楽団が行った委嘱作品含み、同楽団が初演してきた作品中から5作品一挙に再演された画期的なコンサートでした。
一番の楽しみは、池野成先生『ダンス・コンセルタンテ』。20年近くもの間、再演を望んできましたので、この日は特別な日となり、コンサート終了後も興奮さめない状態でした。
1950年代他の4作品も興味深い作品で、作家5人とも独創的かつ実験的な要素を多く含んだ大変な力作だったと痛感しました。


ところで、久しぶりに、作曲の専門的な見解を書きます。

初演は全て東京交響楽団によりますが、同楽団の委嘱作品 「間宮芳生:交響曲(1955)」で、今から50年以上前の楽団にはおそらくないであろう楽器が使用されていた事がおこり、なんとも不思議な体験でした。
作品ではティンパニ・ロール奏法によりグリスサンドが曲中に効果的につかわれていましたが、これは「ペダル・ティンパニ」のみが演奏可能な技法で、戦後の混乱期にこの楽器があったとは思えません。 この時代の主流はネジ式「手締めティンパニ」で、このグリスサンド・ロール奏法は不可能だからです。
(ヨーロッパのオケでは一部使用されていた/ギュンターリンガーのドレスデン式等)


間宮さんご本人が来ていたら、尋ねたい所でしたが、残念ながら来場していませんでした。
コンサート後、パーティーでこの事を周りの作曲家達に疑問を打ち明けると、曲中に使われていたことも気がつかなかった様子で、指揮者に尋ねると、確かにそうだ!とやっと理解してくれました。

その後、やはり気になる為、当時、東京交響楽団でティンパニ・打楽器を叩いていた、芹沢さんに1950年代当時の様子を尋ねると、
「当時、楽団はとても貧乏で海軍軍楽隊のお下がり楽器をそのまま使用していたので、ペダル・ティンパニはもちろん無く、それどころか唯一の合わせシンバル1組は右左とも違うサイズの別々なモノで叩いていた。」と、なんとも戦後まもない、在り在りとした音楽事情も聞く事ができました。

謎は深まるばかりですが、初演では果たせなくも、間宮さんはバルトークらが取り入れた斬新な技法を日本にいち早く取り入れた作曲家だったのです。


上記にあげた手締め式と現代のペダル式の楽器を画像紹介します。

■ 手締めティンパニ( T字の各ネジを均一に回し、手締めで音を変える)
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■ 現代のペダルティンパニ(足部分のペダルで瞬時に音を変える)
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