北海道新聞へ寄稿文

2007-08-11 | その他
北海道新聞社から原稿のご依頼で 「白い五線紙埋める時、故郷の大地に耳傾ける」 と題して、
寄稿文を書きました。
設定のテーマは故郷北海道十勝での小さい頃の思い出と、現在の作曲の仕事についてです。
写真は小さい頃近くの川で白鳥を眺めている写真に加え、今の仕事部屋での写真、計2枚。

北海道新聞 8月4日(土)夕刊の十勝帯広版に掲載され、昨日その新聞が届いたのですが、
見てビックリ!!
第1面のトップ記事になっているではありませんか。
いやはや驚きました。
台風情報が左横の隅っこに掲載されており、"台風様"に申し訳ない限りです。

北海道新聞社・報道部の方にはお世話になりまして、ありがとうございました。

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松村禎三先生の訃報

2007-08-07 | その他
作曲家・松村禎三先生へ手紙を書いている所で、ご本人の訃報が届き、愕然としています。
先日、入院先の病院にお見舞いに伺った時は、
とてもお元気で今後の展望などにも楽しく話を咲かせ「もうすぐ退院するんだ」と喜んでおりました。
「池野成の音楽」CDの監修も快くお引き受けくださっており、
「半世紀以上の親友、池野のCDの事は頼むよ」と激励くださったばかりでした。
来週13日発刊のCDを見届けず天国へ先立たれ、深い悲しみが続きます。
お通夜は親近者のみでしたが、お別れに伺い、
安らかに眠る松村先生の仏顔を見ていると、安堵感につつまれました。
このアルバムを天上界の松村禎三先生に捧げつつ、心よりご冥福をお祈りいたします。


指揮者・岩城宏之さんとの思い出

2007-08-05 | その他
写真を整理していたら、懐かしい写真が出てきました。
指揮者・岩城宏之さん達と忘年会でフグを食べにいった写真です。
岩城さんには沢山の思い出があり、ひとことでは語れないくらいいっぱい楽しい思い出があります。
いつも同じ目線で話してくださり、私の妻にはサンタクロースの袋を一杯にしたかのように、
袋からどんどん出して、会うたびにCDや執筆の本など、サイン入りとお気に入りのハンコを押して、
プレゼントしてくれました。
あるときは名古屋で新人コンクールの審査員をお願いした時、
すぐ携帯からマネージャーに電話して「残念ながらその日空いているよ」と言って、審査員に来てくれました。あとで聞いたら「今までコンクール審査員はあまり引き受けた事がない」と聞き、驚きました。
写真は2005年の年末に撮影。この約半年後の6月13日に天国へ行ってしまいました。
「かっこよく生きたい。かっこよく死にたい」 この言葉は忘れる事ができません。
岩城宏之さんが日本音楽界に残した遺産は計り知れません。
今頃は、天国で山本直純さんや武満徹さん達お仲間と楽しく語り合われていることでしょう。
  

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