THE WAY

インディアンネーム「生命の声を聞く者」のヒーリングブログ

飛べ

2013-06-04 23:28:23 | セッション記録
サッカーの本田圭佑選手がラストロスタイムで雄叫びをあげた

その瞬間、彼に魂が入った

そしてゴールは決まった


究極の「その瞬間」と呼ばれる場所に自分を持っていけなければ結果は出ない


それがプロの世界だ

プロとアマチュアの違いはその一点だけだ

神の領域・・・一点の世界(ドットの世界)に辿り着くためだけに
自分を追い込む

そして次なる挑戦が始まる

これで満足ということはない

一つのドットに繋ぎ、その瞬間から新しい道を見据える

永遠に終わることのない無限の可能性への挑戦に
自分のすべてをかける



もう本の題名は忘れてしまったが、心に焼きついている場面がある

戦いに勝つ為に、敵陣の島まで渡った船を全部燃やしてしまう話だ

逃げ道がなければ、死ぬか生きるかどちらかになる

死の領域に追い込みをかけると人はものすごい力を発揮する

そして戦いに勝利した

というストーリーだ


ドットの世界観は、その領域、死を体験をした者だけが知る領域なのだ

真の光の体験は、闇と死を真に体験した者だけが知ることになる

なぜなら、闇と光は常に同じ領域に存在するからだ

苦しみを真に引き受け、体験した者は、解放というレベルに到達する


それは生を選ぶかもしれないし、死を選ぶかもしれない
いづれにしてもドットを体験するのだ

生も死も解放に違いはない




人生は常に挑戦の道

一つが終了すると次なる挑戦が目の前に広がっていて
私に「ここまで来い!」と道が叫ぶ

だから私は満足しないのだ

高く飛んだら、より高く飛べと自分に言うだろう

もう限界だという領域を超えると
何かが見えてくる

今の私に見えるのは、目の前の崖と壁
そして道だ


「この道を行くんだ
さあ・・・ここから飛べ

道なき道を歩いて行け!

常に全身で
泥だらけで行け!

お前にはもう何もない
着飾る洋服も、履きなれた靴も存在しない

そのまま
傷を作りながら飛ぶだけでいい」


私は少しだけ溜息を吐きながら
スイッチを入れる助走に入っていった


































暗闇の中のブッダ

2013-06-04 01:51:15 | セッション記録
泥の中に小さな魂が飛び込んだ

今にも消えてなくなりそうな声で泣いていた


抱き上げたら声も出さない


世界の暗闇を引き受けるかのように怯えている


彼は世界と共に生きる仏陀だ


師はこう言った

「暗闇の中のブッダを見たことがあるかい?
暗闇の中に佇むブッダは本当に美しいんだ・・・」



私は泰三さんに出会う前、3ヶ月に渡って同じ夢を見続けていた

泥だらけで糞まみれになった赤ちゃんを抱き上げていた

赤ちゃんなのに少し大きめの体で無表情

全身丸裸で、泣きもしない

私はお風呂に入れ、体を洗い、毛布でくるみ抱き上げていた

この同じ夢を毎晩見ていた


こんなにはっきりと同じ夢を見続けるなんて

暗示的な出来事、預言としか思えない

そう思っていた


そして見つけた

ようやくその意味が分かった


カルマという言葉を誤解している人がいるが
カルマという言葉が下りてきた

運命・・・

逃れられない運命・・・
それをカルマと言う

何世紀にも渡って計画してきた神の意図

それは生半可なことじゃない

これはとんでもない何か大きな、世界を揺るがす影響力がある

その神の計画の一部なのだ

当人や人間の意志は介入できない何かが動いている

だから戸惑う

あまりにも整合しすぎていて、だからこそ恐れを伴う

夢の中に入って流れを見ているかのようだ

現実味がわかない

生命の声はこう言う

「神の計画は誰にも止められない
人間考えの及ばないところで、私達は常に動かされている
あまりにも完璧なタペストリーを見ると
否定したくなるものだ

私達は不完全さを好む

糸がほつれ、色が混ざる

その曖昧さや不完全さが安心を生む

でも覚えておきなさい

神託のレベルには曖昧さは存在しない

その領域は、これはこうだ
これ以外の何者でもない
そのレベルなのだ

他の選択肢は存在し得ない

そして神託が一つの声を出すと、そこには神が生まれる
神託が手を触れると、それは純粋なエネルギーになる

神と約束を交わした者だけが通る道が用意されていて
その道は半端じゃない

あなたがどんなに戸惑おうとも
これは生まれてくるずっと以前からの約束の一部なのだ

時は満ちた

準備は整ったのだ」


目の前にブッダがいる

暗闇のブッダは静かで神々しさと共に
人間である弱さを携え、世界の闇を引き受けている

ようやく私はブッダを見つけた
相手の中に・・・・そして自分の中に・・・

影響力を引き受けるときがやってきた

運命は

もう始まっているのだ