そらママのひとりごと

季節の花を求めて、
気の向くまま足のむくまま出歩いています。

気になるHさん。

2018年06月06日 | 生活

私の住んでいる団地はこの近辺でも比較的大きな団地、

500戸ぐらいあるだろうか、

私はつい最近まで仕事をしていたので団地内の方との付き合いは殆ど無い、

何年かに一度回ってくるブロック長の時、月末に集めたお金を会計をされているHさんに届けていた。

その時のHさんの印象は上品で柔らかく笑顔で接して頂いた事を覚えている、

その後ブロック長を終了しても道で会う度にお話をさせて頂いてきた、

その後奥様が倒れられ入院、週3回ほど洗濯物を届けながら面会に行かれていた、

意識は全く無いが「命だけでも助かってよかった」、と笑顔で話されていた、

最近Hさんが車で通る姿を全く見なくなった、そうあれから15年程経つた、

Hさんも随分年を取られた、ここ最近は随分体が小さくなり少し腰も曲がってきている、

今まで私を見るとニコニコしながら話しかけて下さったが今はもう話しかけてくれる事も無くなった、

私も声がけをすることに躊躇してしまう、何とかして上げたいという気持ちはあるものの

声掛けすることも出来ない自分がいる、

団地は後期高齢者が200名以上いらしゃると聞いた、

団地内を走る車は介護施設の車が頻繁に走っている、

私が子育てをしていた頃は沢山の子供の姿を見たが、

今は子供の姿も殆どみなくなった。

明日の自分の姿を見ているようにも感じる今日この頃である。

     

 

     

庭に咲いているナデシコと薔薇の花。

 

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コメント (4)
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