そらママのひとりごと

季節の花を求めて、
気の向くまま足のむくまま出歩いています。

母とバナナと私

2018年06月10日 | 生活

私の子供時代バナナは滅多にたべられなかった、

学校から帰るといつもおやつは用意されていた、

ある日のこと「今日のおやつは?」と聞く私に母はバナナを出してくれた、

「わぁいバナナだ」と飛び上がらんばかりに喜んだのを覚えている、

「おかぁちゃん、バナナは美味しいよ」「半分上げる」と母に言った、

母は「おかあちゃんは子供の時に沢山食べたので食べたくないの」

[ちーがみな食べな」と返事、

その言葉を真に受けて、つい最近まで信じていた私、

ある時、年の離れた先輩にそのことを話したら「それは違うよ、お母さんは

貴女に食べさせて上げたいから

その様なことを言ったのだとおもうよ」と

私はその幼い頃のことを思い出し母の愛情を知った。

先日のニユースで我が子に一日一食しか食べさせず、

虐待で命を落とした子供がいることを知った、

5歳の子供が2歳児の体重しかなかった、

母は子供を守り育てるのが本来の姿、自分は食べなくっても子供に食べさせる、

今どうなっているのだろう、この母親は? 余りにも可愛そう、

私や妹は母と暮らした時間は随分短い、

病身でありながら我が子に十分愛情をそそいでくれた母に改めて感謝したい。

     

     

     

     

 庭に咲いている花達

ある方のブログで割烹着のことが書かれていた、

私の母は真夏以外は和服を着ていつも割烹着をつけていた。

懐かしい母の姿を思い出してしまった、

母は44歳で旅立った、今の医療ならもう少し長生きできたはず

残念でしかない、

今日は母のお墓に美味しいお菓子をお供えして、

私達姉妹の元気な姿を見てもらいます。

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