こんばんわ。木蓮です。
タイトルを見ただけで、ファンの方なら懐かしい名前じゃないでしょうか?
そう、「ぼくの地球を守って」という漫画に登場する、
不思議な異星人たちの神様の名前です。
「ぼくの地球を守って」という漫画の筋は、
現在の高校生である登場人物達は、
異星人としてかつて生きていた前世の記憶を持っている。
それもお互いのことを知っていて、
毎晩同じ前世の夢をみる。
彼らは、『サーチェス』と呼ばれる不思議な超能力を持っていて、
それは彼らの絶対神である、サージャリムから授かった力だとされている。
木蓮(わたしじゃないです^^;この漫画のヒロインですよ。)は、
1億人に1人生まれるという、『サージャリム』のご加護を一身に受けた、
『キチェサージャリアン』という存在で、
『サージャリム』に愛された彼女が歌うだけで、
周りの植物達が著しく成長するといいます。
サージャリムはもちろんこの漫画には直接登場しません。
でも物語の「いいところに絶対」出てくるんです。
この物語のもう1人の主人公、紫苑(この名前、本当に好きです♪)が
自分が一番戻りたい場所の夢の最後で現れた場所は、
『サージャリム』の絵画が飾ってある懐かしい彼の故郷の家でした。
神様・絶対者の存在は、人が理不尽な境遇、絶対脱出不可能な事態に
陥ったときの心の支えになります。
しかもそれが複数の人で共有できる観念だったなら、
それは個人ではなく、社会を形成できます。
宗教の一番の目的は、そこですよね。
なれし故郷を 放たれて
夢に楽土 求めたり
国を持って宗教を信仰しているのはいいことだと思うのです。
誰かが絶対的な存在がいつも自分達の行動を見ている。
それは抗うことを許されない、絶対的な力と影響力を持っている。
どんな困難なことでも、神様が私達を最後は救ってくれる。
でも、そこに『科学』が登場するんです。
科学は神を否定します。
脳があなたの意識そのものなんです。
あなたがこういうことを考えるのは、原因があって、
何も神様がいなくてもすぐ分かるんです。
いつか科学は、
遠く離れた宇宙のアンドロメダ星まで、私達を連れて行ってくれるのでしょうか?
いや、そんなに待たなくったって、
わたしはいますぐにでもあそこまでいける気がする。
―――それはただの妄想です。