こんばんわ。木蓮です。
今日はお昼から、ブラスバンドの演奏会を見に行きました。
前にも書きました、私の恋人も所属している尼崎吹奏楽団が出演している、
『尼信・ブラスフェスティバル』です。
場所はもちろん
兵庫県尼崎市・アルカイックホール。
尼崎信用金庫創立90周年記念ということもあり、
あのバイオリニストの古澤巌さんがゲスト出演です。
見所は勿論、古澤さんの「もののけ姫メドレー」でした♪
古澤さんが、最初のもののけ姫オープニング曲の最初の音を引き出した瞬間、
どっと寒気がするくらいに、心に響く何かを感じます。
高級食材を使った美味。一流の奏者ともなると、違いますね。
後、吹奏学部の学生さんがきていたのですけど、
中学生・高校生と出演していたのですけど、ほんとありえない演奏でしたよ!
音はずすとか全くないし、自信をもって演奏してますね。
ソロパートで舞台の上に一人で立っても笑ってますし。
出演バンド(出演順)
1.松戸市立第四中学校吹奏楽部
2.まちかね山吹奏楽団(社会人バンド)
3.大阪府立淀川工科高等学校吹奏楽部
1.3.の学校は、吹奏楽コンクールの全国大会まで出ている学校らしくて、
毎日朝練、夜は電車の終電間際まで練習してるらしいですw
いい学校ですね。誇れるものがあるというのはいいと思います。
聞いて、見て楽しい音楽。
音楽を演奏するだけでなくて、舞台で踊ったりするんですよ。
中学生がダンスしたり手を振ったりする仕草は見ていて可愛いです(^^
*演奏会の間奏は、おしまい。
ここから先は、ちょっとくどい話になります。
今日の演奏を聞いていて考えていたことがあります。
それは、音楽の価値について。
なんで、そんな難しいこと考えるの?と自分でも思いました。
ですが、私は音楽を演奏しません。もちろん、聞くのは好きですよ。
吹奏楽に本気で打ち込んでいる方とお近づきになれて、
最近は色々な演奏会に足を運ぶ機会が増えたのですが、
奏者(彼、彼女)らにとって、音楽とは何なのか?
わたしにとって、文学とは何かという、
ほんと重苦しい考え、思い入れがあるように、
音楽奏者、歌手も含めて同じような思い入れがあるのでしょうね。
それが外側から見ている私にはとても興味深く感じたのです。
音楽は演奏している間は、存在します。
ですが、演奏が終わると、形としては無くなります。
演奏会が終わった後、ずっと経っても心の中に残った音楽の切れ端があります。
それを見つけると、またあの人の演奏・歌が聞きたいと思います。
奏者自身もそうでしょう。また演奏したい、歌いたいと思う。
つまりは、演奏中に、観客および奏者自身に対して、
普遍的な体験を味わわせること、それが音楽の価値だと思いました。
・・・素直に、音楽を聴いてくれた人に感動を与えるのが音楽の価値だ、
といえばいいのに(^^;
すごく自分の持っている文学の価値と比べてみたくなったのでした。
文学は言葉が永遠に残ります。では、形がなくなってしまう、音楽は?、と。