太陽の家 太陽建築研究所 <solarchis>

自給自足の「太陽の家」プロジェクト発信!!
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みんなで作ろう「太陽のお家」 2017

2017-05-31 23:09:18 | スタッフ Blog


みんなで作ろう「太陽のお家」2017

日  時: 2017年7月22日(土) 10時~12時
場  所: 【太陽建築研究所】 
      〒999-6724 酒田市山楯北山66-8
講  師: 渡辺菊眞 (建築家 高知工科大学 准教授)
内  容: 冷暖房なしで、夏は涼しく、冬は温かい
     「太陽のお家」のしくみは、
      は太陽の動きを知ることから始まります。
     『なぜこっちに窓があるの?』
     『なぜこんなに庇がでているの?』
      講師の渡辺菊眞先生が、
      優しくわかりやすく説明してくださいます。
      どなたでも参加できます。
      昨年は、
      子ども達には勿論、大人にも大好評でした!

定  員: 10名
      (小学生は三年生以上で、保護者同伴となります)
参加費用: お一人  1,500円 (資料、材料代)
      当日受付でお支払いください。
用意する物:特にありませんが、
      水分補給の水などは各自でご用意下さい。
主  催: 太陽建築研究会
申し込み: 参加者のお名前と連絡先を
      下記連絡先までお知らせください。
連絡先 : 太陽建築研究会 代表 小島英理子
       電話 090-4887-4475
      メールアドレス ekojima@hotmail.co.jp

◎協力 高知工科大学渡辺菊眞研究室
◎後援 一般社団法人 住宅エネルギー診断協会

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Extreme 建築探検 Tour その3

2017-05-07 15:56:21 | スタッフ Blog


5/5 Extreme 建築探検 Tour 最終日
高知工科大学で施行中の「香美市の金峯神社」を
生徒さん達同行で見にいくことにした。
その後、夫婦二人で、
「二人だけでどこまでやれるのか、
人間の力をためしてみたい」
「100所帯あるマンションを建築しよう」
と心に誓って建てた「沢田マンション」を見にいく。




朝、目覚めて高法寺の全景と、
昨日のドラム缶風呂をながめてみる。
地空庵の前で記念撮影。
高知工科大学 渡辺研究室のみんなには、
名声や肩書にとらわれない建築を目指してほしい。
環境を考えた建築に取り組んでほしい。

玉城さん、
映画「小さき声のカノン」の上映を決めてくれて
ありがとうございます。
菊眞さん、
映画「ミツバチの羽音と地球の回転」
紹介お願いしますね。


 





朝8時出発。
山車社殿に到着し、
金峯神社については、
菊眞さんが様々なこと説明してくれた。
こどもの日の今日、
このあたりでは、
「ふらふ」という染め物の旗を
鯉のぼりと一緒に揚げるそうだ。



 

いよいよ、素人による驚異の巨大建築物
高知に実在する「沢田マンション」



スゴイスゴイ、凄すぎる。
このド迫力。
菊眞さんが、
このような精神を忘れないようにしたいと言っていた。



 

建設開始が1971年(昭和46年)
展示してあるこれらの発動機は
二人が、瀬戸内海を中心に8年の歳月をかけて
日本中から集めたもの。
全部で40台だそうだ。

以来、これらの発動機は
製材機を動かし、
発電機を動かし、
地下水をくみ上げるポンプを動かしと、
マンション建設における
さまざまな場面で活躍してきた。

収集当時は、
すでに廃棄同然で部品のないものなども多かったが、
沢田さんが、
足りない部分は手作りし、
補修して、
再び動くように蘇らせたというから驚いた。

人間の限りない可能性を証明し、
各界の暑い注目を浴びている「沢田マンション」
「沢田マンション物語」という本を早速注文した。




玉城住職がオーナーの光の種という酵素玄米のお店に寄り、
近くのひろめ市場で惣菜を買って帰路へ。




 



鎌仲監督を町田の自宅に送り届けたのが5/6午前2時半。
そこから仮眠しながら鶴岡に向かい、
鶴岡市温海の道の駅に着いたのが9時20分頃だった。
そこで食事をしてから、櫛引の温泉に入ってきた。



とてもいい旅行だった。
旅行会社が企画するような内容ではなかったけど、
行きたい場所に行き、
会いたい人に会ってきた。
話をしたいことも話をしてきた。
高知で買った小夏とトマトは最高に美味しい。

今回の旅に賛同して
運転を引き受けてくれた旦那様、
どうもありがとう!
案内を受け入れてくれた渡辺菊眞さん、
一緒に行ってくれた鎌仲ひとみ監督のお二人には
感謝の気持ちでいっぱいです。
本当にありがとうございました。
旅で出会った井上さん、
高知工科大学の生徒さん達、
高法寺の玉城秀大さん、
素敵な出会いをありがとうございました。







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Extreme 建築探検 Tour その2

2017-05-07 15:22:28 | スタッフ Blog


5/4(水)
念願の井上邸 高知の太陽の家 見学の日。
朝7時出発。

このあたりでは多くある「コメダ珈琲」でモーニング。



前日から、運転手は旦那と鎌仲監督。
いや〜、鎌仲監督は運転も上手。



 



途中、
香川県の
「手打ちうどん歩」というところで食事をした。
混んでたなあ、並んでた。
人気メニューの鳥の唐揚げぶっかけうどんを注文した。
うどんはもちろんだけど、唐揚げが特に美味しかった。



 

この日も道路は予想以上に渋滞で、
15時到着予定が、16時。
太陽の家が見えた瞬間、ものすごい感動を覚えた。
これが、井山先生の最後の作品であり、
最も完成度が高い住宅であったのだと思うと、
グッと込み上げてくるものがあった。





施主の井上さんは、
奥さんが鎌仲監督の映画
「ミツバチの羽音と地球の回転」を観て、
監督から太陽建築のチラシを受け取ったことがきっかけで
井山先生設計依頼をしてくれた。
奥さんはあいにく予定があって留守でしたが、
ご主人が上機嫌で話をしてくれた。
井山先生の思想や理論を
とてもよく理解していたことに驚き、嬉しかった。
冷暖房設備はなく、
お風呂などは温水器で
いつでも簡単にお湯を使うことができる。
電気代は月額4,000円くらい支払うが、
売電料金が月額3万円を超えるそうだ。
快適に暮らしているそうです。
念願の高知の太陽の家と逢うことができて、
本当によかった。
井上さん、ありがとうございました。


 



井上さんと別れて、高法寺に向かう。
まだ完成はしていないが、
敷地内に建設中の
地空庵に宿泊させてもらうことになっていた。
寝袋持参。
住職は玉城秀大という方で、
タイで孤児院の学校を作って運営している方だ。
その学校を菊眞さんが設計し、
天翔る方舟というタイトルで運営を続けている。
それを聞いて、
是非玉城さんにお会いしてみたいと思い、
菊眞さんにお願いをした。
玉城さんが、
急遽、ドラム缶風呂を作ってくれると言い出したそうで、
玉城さんの指導のもと、
高知工科大学の生徒さん達が作ってくれ、
到着した時は完成していた。








本堂はお通夜が行われていたこともあり中には入らなかった。
本堂から坂を上ったところに地空庵があり、
そこから
さらにもう一つ坂を上ったところにドラム缶風呂があった。
街全体を見下ろすことができる場所だった。
夕飯はスーパーからお惣菜を買い、
多少料理したものを加えて、この日も酒盛り。
玉城住職、鎌仲監督、菊眞さん、高知工科大学の生徒4人、
私たち夫婦の計9人で盛り上がった。
一人づつ交代でドラム缶風呂に入った。
真っ暗の中、すっポンポンになって、
一人ドラム缶に入って空や街全体を眺めてみると、
なんとも言えぬ心地よさ。











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Extreme 建築探検 Tour その1

2017-05-07 14:46:18 | スタッフ Blog


5/2(火)23時に自宅を出発。
鎌仲監督を迎えに、
5/3朝5時27分に相模大野駅で待ち合わせをした。
そこから奈良の渡辺菊眞さんが設計をしたご自宅
「日時計のある家」に向かう。

道路は渋滞、15時までには余裕で着くと思っていたのに、
菊眞さんの自宅に到着したのが16時頃だった。
日時計は8時から16時までの設計だったので
それを見ることできなかったけれど、
日時計の説明を聞きながら建物を見学させてもらった。




宙地の間—日時計のあるパッシブハウス
Home between Earth and Sky-Passive house with Sundial
渡辺菊眞
(高知工科大学准教授・D 環境造形システム研究所代表)

日時計が内蔵されたパッシブソーラーハウスである。
パ ッシブシステムは、太陽や風などの自然作用を、
機械によ らず建物そのもので制御することにより、
夏涼しく冬暖かい室内環境を生み出す仕組みである。
地球環境の悪化が深刻な現在において
きわめて重要な技術といえる。
しかし、
パッシブシステムによる太陽の受容と制御は、
ともすれば、太陽や風を都合のよい
「空調機器」のように 感じさせてしまう。
この感覚は畏敬すべき存在としての自然を
忘れてしまうことにもつながっていく。
そこで、
天空 を巡る大きな存在としての太陽を感じるために、
日時計を 建築内部に設置する。
日時計は太陽の軌跡を影で刻み時を知らせる。
影の移動はそのまま太陽の運行を示す。
否応な く天体としての太陽を実感する。
太陽の巡りを感じながら、
良好な室内環境に身を置く時、
我々は自然の大きさと同時 に、
その恵みの深さを噛み締めることができるであろう。











その日は日時計のある家に宿泊させてもらった。
夕飯は、キッチンを借りて、
鎌仲監督主導で私がアシスタントになって作った。
鎌仲監督はとてもお料理上手。
ビールと日本酒で会話は盛り上がりました。
太陽建築の本の出版についても打ち合わせをした。
菊眞さんが目次を考えてくれていた。
またまた前進した。












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