太陽の家 太陽建築研究所 <solarchis>

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太陽の家 [Solarchis] 撮影

2014-05-30 22:19:31 | スタッフ Blog
5月24日、5月25日の二日間にわたり、
太陽建築研究所(主宰:井山)が設計した鶴岡市の3棟を、
Photographerの斉藤亢氏を招いて撮影を行ないました。
斉藤氏といえば、言わずと知れた大御所カメラマンということで、
私たちスタッフも同行させてもらいました。

上野邸



児玉邸



ちとせ保育園





24日のお昼過ぎに庄内空港に到着した斉藤さんをお迎えし、
井山氏がお薦めする農家レストラン「菜あ」で昼食をいただきました。
三度目の庄内入りということでしたが、
これまでは酒田市だけで、鶴岡市は初めてだそうです。
その日はちとせ保育園の撮影をし、羽黒山へ。
蜂子皇子をお参りし、斎館で精進料理をいただきながらいろんなお話を聞きました。
「深夜ジャズ喫茶キーヨ」の話は面白かったですね。

その時代は、カメラマンといえば報道カメラマンが主流だったそうで、
ファッションを取りたいという斉藤さんはちょっとめずらしかったそうです。
そんな斉藤さんと独創的な建築設計に燃える井山さんと、
キーヨで出会ってから50年以上のお付き合いだそうです。
井山氏は1960年6月18日の安保闘争デモに参加していて、
斉藤亢さんは学校の課題でその撮影に行っていたそうで、
その年の秋にキーヨで出会ったというから、なんか不思議な縁を感じました。
キーヨをネットで検索してみたらこんなのが…

モダン・ジャズを流すキーヨになぜ多くの若者が集まったのか。
それまでジャズは白人のために演奏するものだったそうですが、
人種差別に対する抵抗がモダン・ジャズにという音楽になり、
その刺激を求めて新しいものを求める若者が集まったんだろうな、
自分も新しいものを求めていたから、と、井山氏。
パッシブソーラーハウスを普及させたいと活動している井山氏に、
自分が写真で応援するくらい容易いことだよ、と、斉藤氏。

とても楽しく、有意義な二日間でした。
記念に斉藤さんと井山さんと一緒に
スタッフの私が
わがままを言って一緒の写真を取ってもらった記念の一枚です。



斉藤さんは、斎館の精進料理も、三神合祭殿も、大鐘も
とても気に入ってくれて、「素晴らしいねえ」と。
本当にありがとうございました。







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