太陽の家 太陽建築研究所 <solarchis>

自給自足の「太陽の家」プロジェクト発信!!
最新の情報をお届けします

太陽の家 見学会を始めました

2012-04-27 22:33:06 | スタッフ Blog


富士山の麓の鳴沢村に建設された「太陽の家」
内覧の看板を立てました。

内覧の御希望・御相談等、お気軽にお問合せください。

設計:太陽建築研究所    TEL 0234-52-3281 山形県酒田市山楯字北山66-8
施行:富士観光開発(株)  TEL 0555-86-2769 山梨県南都留郡鳴沢村字富士山8545-2
建築相談:(株)シティー  TEL 03-3987-2831 東京都豊島区西池袋5-17-11-902



富士観光開発(株)さんが開発した別荘地の道に立てられた看板の様子です。
素敵な道が続きます。








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太陽建築の別荘の撮影会

2012-04-25 00:49:33 | スタッフ Blog
4月22日(日)は親友のフォトグラファーの斉藤亢さんに依頼して
富士山の麓の鳴沢村に完成した別荘の撮影をしてもらいました。

まだまだ寒く、雨が降るかと心配しましたが
何とか降らずに撮影することができました。

北斜面の難しい場所でしたが、太陽エネルギーを最大に取り込む設計です。
斉藤君と久しぶりにいろんな話もできて有意義でした。

素敵な写真を撮ってもらうことができて感謝しています。
ありがとうございました。















別荘ではありますが一般住宅としても十分使える設計なので、
施主の方も「ここに住もうかな」とおっしゃっていました。
今回もきちんとデータを取って検証していきます。





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柿渋

2012-04-03 21:35:58 | スタッフ Blog
冨士山の麓の別荘が先週完成しました。
今後、見学したい方は大歓迎です。

さて、完成はしましたが、ちょっと追加で
ドアに柿渋を使うことにしました。

お客様に柿渋の説明をしたら大変気に入り、
材料を用意してほしいとのことでしたので早速用意しました。

柿渋には防水、防腐、防虫効果などがあり、
平安時代から様々な用途に用いられてきた日本固有の材料です。
ここ庄内地方では建築材料としても勿論使っていましたし、
魚網や釣り糸、防水、防腐、強度を増すためにも多く使用されてきました。
扇子や釣竿など、竹を扱っていた店ではどこにでもあったし、
家庭でも作っているところもありました。

武家屋敷で有名な秋田県角館町の黒板塀にも
柿渋を塗ったと言われています。

このような良い自然材料ですが、高機能といわれる化学物質に押され、
あまり使用されなくなり、作る人も減り、柿渋塗料を求めるのも簡単でなくなりました。
庄内地方でも以前は柿渋を作るために、
3~5センチくらいの小ぶりの渋柿を作る農家も多くいましたし、
柿渋は量産され、一升びんで売っていたものです。

しかし、近年、自然素材を求める声も増えてきており、
柿渋が見直されているようで、良い傾向だと思います。

このような自然素材には独特の香りがするものもあり、
知らない方は、これを化学物質と勘違いしてしまう場合もあるようです。
環境について活動している人の中にも、自然素材の知識や経験がないまま
間違った発言をしていることもあるので注意する必要があります。

やはり、自然に触れ、実際に手にしてみたり匂いをかんでみたりすることが大事ですね。








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公共建築とエネルギー

2012-04-01 20:42:47 | スタッフ Blog
昨日のNHKスペシャルの番組をみました。
日本中のインフラが古くなっていることや
高度成長時代に建てられた建物の維持管理が大変であること
などがテーマになっていました。

建物については、建築家の私としては、
高度成長時代のハコモノ行政の負の遺産であり
そのころの建築関係者がそれに悪乗りしたために出来たものだと考えてしまう。
全国の自治体が建物の維持管理で大変なようだが、
エネルギー問題や維持費を考えずに、そのときだけよければいいという発想では
このような問題が起こることはわかりきっていることです。

さて、これらの問題を今後どのように解決していくかということですが、
今後新築する建物については、エネルギー消費が少ないお金がかからない建築にする、
既存の建築物については、エネルギー使用量を調査、公表し、
改善できるかどうかを検討し、改築する、解体してしまったほうがいい場合もあるかもしれません。

建物は長い期間使用するものであるため、
耐震性やエネルギー使用量が非常に大事なことであるにもかかわらず、
その大事な部分を抜きにして設計が進められてきた。
ここを改善しない限り、また同じ事を繰り返します。

市民一人々が税金で成り立っている公共の建物に関心をもつことも
建築費、建築費の内容、維持費などの改善につながると思います。

以前、ジャーナリストの西谷文和さんが
テレビで話していたことが思い出されました。

このようなことが行政で行われていることは大問題です。

以下、西谷文和さんのブログから転載

「あの病棟を見ろ。病棟の壁をキレイにピンクに塗り替えているだろ?
なんでビルの外壁を何回も塗り直す?ワイロだよ。
病棟の修繕などという理由で、建設会社が予算の半分を、
そして厚生労働省の官僚が、半分の予算をせしめるのさ」。
ああ、その予算があれば、やけどや白血病の子どもに薬が買えるし、
未熟児の保育器にもなるのに。
日本は50億円もアフガンに援助しているが、
その金はおそらく「ビル壁の塗り替え」に使われている。
外務省はこの事実を調べて、カルザイ政権を厳しく指導すべきなのだ。
いうまでもなくその50億円は私たちの税金である。
無駄な工事とワイロに消えるのなら、支援しない方がマシだ。





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