(左 井山武司氏 右 長谷川兼一氏)
今日は、秋田県立大学 建築環境システム学科 准教授の長谷川兼一氏が
太陽の家のデータ取りのご協力と見学に生徒さんと一緒にいらっしゃいました。
長谷川氏は、学生の頃から太陽建築のデータ検証に立ち会っています。
新エネルギー大賞を受賞した「酒田 太陽の家」のデータ検証のときにも
東北大学の教授であった吉野博氏と共にご協力いただきました。
温度取りは一階と二階に取付けています。
今日の午後1時の一階は温度が18.3度、湿度が53%でした。
暖房機器は朝7時から使用していません。
外気との比較をするために、外にも温度取りを付けたかったのですが、
一年間という長期間のデータ取りとなるため、
強風や積雪などの心配があり、ちょっと無理かと思われるので、
公表データとの比較をすることにし、せっかく準備してもらったこの機器は取付しませんでした。
こちら(左)は、太陽光パネルの発電量の計測機器です。
今日は久しぶりにお天道さまが顔を出したので発電しました。
奥さんが毎日気にして見ているそうです。
右は太陽熱温水機です。
お湯を作りますが、
ナント、お風呂のお湯の熱を戻すという優れものです。
長谷川氏の説明では、ヨーロッパで、
5年ほど前からお風呂の熱エネルギー利用が考え始められていたそうです。
それが実現しているのですから素晴らしいですね。
大山 太陽の家では冷蔵庫が旧式です。
最近の冷蔵庫と比較するとエネルギー使用量が倍以上のようです。
まだ使えるのでもったいないようでもあり、
新しいのものに買い換えたほうがいいのか悩むところのようです。
施主の児玉さんからは
これから1年間のデータ検証にご協力いただくことになりました。
本当にありがとうございます。
これからのエネルギー問題に
建築で解決するために役立てたいと思っておりますので
どうぞよろしくお願いいたします。
大山 太陽の家の見学の後、
鶴岡 太陽の家に向かいました。
ルイスポールセンの照明器具 キッチン
がある素敵な玄関
とても心地よい和室はおばあちゃんのお部屋で、とても気に入っているそうです。
上野夫人は、ここの吹き抜けの空間がとても素敵だと感じているそうです。
建築科4年生の学生さん、上野夫人、長谷川氏、井山氏