太陽の家 太陽建築研究所 <solarchis>

自給自足の「太陽の家」プロジェクト発信!!
最新の情報をお届けします

再生可能エネルギーへのシフト

2011-12-31 23:04:17 | スタッフ Blog
今年も残りわずかになりました。

脱・原発と再生可能エネルギーへのシフトに制度が障害になっています。
新しい産業に育てることを目標に据えて、制度を構築する。
望ましい経済社会の姿をイメージして、そのために政治を動かす年にしよう。

これまでの大規模一律集中型から小規模多様分散型へ、を基本に変革をしましょう。

エネルギー問題を解決するには
一人々が関心を持つことが何より大事なことだと思います。

来年も世界のエネルギー問題を解決するために
太陽建築が普及するよう全力を尽くします。






農学の出番 再び

2011-12-28 22:24:36 | スタッフ Blog
今日は山形大学の教授・農学博士の方2名と井山武司氏が話をする機会がありました。

太陽建築の支持者である科学ジャーナリストの小出五郎氏は
ブログで次のように言っています。
『農業、漁業など一次産業は、自然とともにある産業であり、
 私たちの口に入る食品は、いうまでもなく自然界の産物。
 福島第一原発から放出された放射性セシウムが、
 自然界をいったいどのように循環するのか。
 土、水、植物、作物、動物の間をどのように移動するのか、
 私たち人間に食品を通じてどう影響するのか。
 こうしたセシウムの自然界での循環や対策を総合的に研究するのは、
 大学で言えば主に農学部、つまり農学という括りになっている。』

今日は、井山氏が今までやってきた建築でのエネルギー問題への取り組みの実績を
教授の方々に紹介することができてよかったと思います。
是非、パッシブソーラーを農業分野でも活用してほしいものです。

井山氏が交流のあるバリでは、米は1年に3~4回作るそうです。
太陽の恵みは凄いものがありますね。


冬至と太陽建築

2011-12-22 23:30:38 | スタッフ Blog
今日12月22日は冬至です。
冬至とは、北半球では太陽の南中高度が最も低く、
一年の間で昼が最も短く夜が最も長くなる日です。
お天道さまの軌道をとらえ、
太陽エネルギーに最も重点をおいている太陽建築においては、
冬至と夏至は非常に大事な日です。

人類はかなり昔から太陽の動きを捉えていたようで、
フランスのラスコーの洞窟壁画にはそのことがしるしてあると言われています。
シャンタルという女性研究者が調査して発表しています。
壁画が描いてある洞窟は、夏至や冬至に太陽が差し込むものばかりだそうです。
つまり、ほとんどは暗闇なのです。
それだけではなくて、あの絵は正確に星を写しているそうです。



この壁画は約16,500年前のもので、
まだ、証明されてないとは言われていますが、
人類はそのころ、確実に太陽の軌道を観察していたと思います。

今でこそ簡単にカレンダーを使っていますが、
古代の人々は夜は星と月を見ることで1年の周期を導き出していたのではないでしょうか?

日本でも多くの遺跡で冬至や夏至の方向を向いていることが確認されています。
たとえば尾道市向島岩屋山巨石群の岩屋巨石割れ目です。
夏至の太陽が割れ目の東側から昇り、冬至の太陽が割れ目の西側へ沈むそうです。



私の太陽建築も冬至と夏至をきちんと捉えて設計してあります。
現代人が忘れかけている、太陽の動きをうまくキャッチする建築こそ
今後のエネルギー問題を解決する建築技術であると考えています。


太陽建築の保育園

2011-12-19 22:13:31 | スタッフ Blog
太陽建築の5歳児の園舎に園児が入りました。
外はいよいよ雪となり、本格的な寒さとなってきましたが、
太陽建築の保育園はびっくりするくらいあったかい。
保育士たちもご父兄の方々もおどろいています。

   

写真を撮っていたら園児達が寄って来ました。
可愛いですね。

 

新しいお部屋はどう?って聞いたら
「チョー気持ちいい」
あったかさの感じが違うそうですが、それが太陽建築のワザですよね。
なにより、子供達が笑顔になれる環境であることがうれしいです。


そして、こちらは井山武司氏から子供達へのプレゼントの模型です。
園舎の模型に太陽の動きを加えて冬至と夏至がわかるように作ったものです。
12月22日の冬至の日には、園長から園児に説明してもらう予定です。
みんな、太陽とお友達になってね。