太陽の家 太陽建築研究所 <solarchis>

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大山 太陽の家 完成内覧会

2012-11-25 20:41:46 | スタッフ Blog

(夕暮れの太陽の家)


大山 太陽の家の完成内覧会が無事終わりました。
施主の児玉様のご協力により、11月23日、24日、25日の
3日間開催することができました。
150人を超える御来場者があり、多くの方が
エネルギー問題に関心を持ち始めていることを感じました。

初日は雨のため、見学者が少なかったのですが、
昨日の午後あたりからドッと来場者が増え、
今日は晴天に恵まれ、お昼過ぎは対応できないほどになりました。
皆さん、会場に足を運んで下さり、本当にありがとうございました。
自然暖房、自然冷房、自然採光について
充分理解していただけたでしょうか?




太陽建築は、太陽の軌跡を把握し、
屋内は太陽光と熱を効果的に採り入れる設計になっています。

施主の要望で、和室の棹縁天井は以前の住いのものを移設し、
大好きな風呂は「青森ヒバ」と「十和田石」で仕上げられています。

 

   

照明はもちろん全てLEDです。



南向きの垂直窓1㎡に晴天の冬の1日に到達するエネルギー量は
5,400キロカロリーです。
そのうち、約65%が透過して家の中に入ってきます。
そうして、室内の蓄熱体であるコンクリートに当たると
熱エネルギーにかわります。

(株)結城ガラス店の社長さんが、
Radiometerをサンプル・ガラス越しに並べ、
理科の実験のように楽しく説明をしてくれました。

 

 

お家に入って、第一声は、皆さん「あったかーい」
そして、「明るい」「木のぬくもりに癒される」「広く感じる」
などの感想がありました。

太陽建築では、太陽熱直接取得暖房の設計ですが、
日照時間が少ない日本海側では
補助として床暖房を設置します。
大山 太陽の家では
3.9kwのヒーターで床のコンクリート面に蓄熱します。
夏の冷房は自然冷房で、クーラーは基本的には必要ありません。

施主の児玉様が住み始めてからも、
いつでもお見せしますと言ってくれています。
建設業関係の方々からも見学してもらって
どんどん取り組んでもらいたいと思います。

アンケートもたくさん書いていただきました。
かなりの高評価で、大変嬉しく思います。
内容は後日お知らせいたします。

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大山 太陽の家
◯ 延床面積 1F 73.53㎡ 2F 58.66㎡ (40坪)
◯ 構造 木造
◯ 断熱材 スタイロフォーム 3種(コンクリート部分)
      フェノールホーム (木造部分)
◯ 太陽光パネル シャープ(キャッチ工法)
  32枚×195W=6.24kw
◯ ガラス 旭硝子の最高性能ガラスLow-E使用
◯ 太陽熱温水器 ソーラシステム矢崎工業(株)
         一日380㍑のお湯を作ります

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