白樺小舎便り(しらかばごやだより)

北信濃の田舎暮らしの日々

10月10日

2023年10月10日 22時06分34秒 | 日記
中学1年生の僕は毎日白黒テレビを食い入るように見つめていた。
49年前の1964年10月10日。
日本中の青空をそこに集めたような東京の国立競技場で東京オリンピックの開会式が行われていた。
この大会でのマラソンのアベベ、体操のチャフスカが今でも鮮明に脳裏に浮かぶ。
10月10日はそれから体育の日になった。
現在は曜日に合わせて日にちが変わるけれど、僕にとっては10月10日は動かすことのできない記念日なのだ。
晴れの特異日でもある。秋の長雨の季節が終わる頃だ。ここから秋が本格的に深まっていく。

借りている畑のヒマワリの片づけ作業をした。
種は収穫して冬の小鳥の餌になる。
茎は山形に積み上げて乾燥させて燃やす。
今年いっぱいで畑を返すので一応草を刈り耕す必要がある。
これが二面ある。
今後は今年から借りたかなり小さな村民農園だけになる。
自給自足にはそれで十分だ。
今年度は自治会の役員で結構多忙だった。来年度はもっと旅に出たい。山歩きもしたい。そんな夢を抱きながら今をやり過ごしている。

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庭に小さなキンモクセイがある。
キンモクセイの香りがするがあまり強くはない。
この木は成長が遅い。小さく盆栽仕立てにしているとはいえ十年以上経ってもほとんど伸びない。

それに比べて白樺は成長が速い。