白樺小舎便り(しらかばごやだより)

北信濃の田舎暮らしの日々

小春日和 

2017年11月10日 22時52分15秒 | 日記

久しぶりに暖かな日差しが、静かにあたりを包んだ。

この手作りの小屋の中で、ロケットストーブを焚いて、コーヒー豆の焙煎をする。

録音してあるラジオの落語を聞きながら。

FMとよみ寄席というこの番組は、沖縄のラジオ放送なのだが、インターネットで聴ける。

FMとよみは民放だが、なんと1時間近い落語の放送の中に、コマーシャルは入らない。

これまで聞いた落語放送の中で、最高の番組だ。

月~金までは朝5時から、土日は朝7時からの放送。

僕はアプリで録音して、好きな時に聴いている。

ありがとう。FMとよみ。

軒先に下がっているのは干し柿。

 

家の周りには3種類の山茶花が咲いている。

 

同じ椿科の花で、お茶の樹も植えてみた。

寒くて雪も多い地方なので、無事に育ってくれるだろうか。

今はレッドロビンの垣根だが、段々とお茶と山茶花に替えていこう目論んでいる。

 

今またアンネのバラが見事に咲いている。

来年は挿し木をして、友達に配ろう。

 

庭先菜園の手入れもしている。

酸度計を挿してみて驚いた。

ペーハー低いところでは3.5~4を指す。

部分的だが、強酸性ではないか。そんな場所が何か所かある。

化成肥料は一切使っていないし、原因はよくわからない。

他の場所は中生の7.0なので、苦土石灰を播いて掻き回しておいた。

そろそろ役割を終えたししとうやナス、バジルなどを片付けた。

土づくりもまだまだ道半ばだ。

 

 

11月になって、千曲川の堤防でランニングを再開した。

春先には、1キロくらい走ると脚が痺れて立っていることすらできなくなった。

整形外科に行くと、典型的な脊柱管狭窄症だという。

そのまま放っておいて、今に至る。

山登りは問題なくできるので、まあいいかと。

恐る恐る走ってみた。

1日目は、キロ6分くらいで休憩を入れながら6.4キロをやっと走った。

2日目は6キロ。3日目は9キロ。4日目は5.5キロ。

脚は痺れなかったが、かなりきつかった。

そこでキロ7分にペースを落として、次の日は13キロ走った。

桜並木が続いていて、葉が見事に紅葉していた。

遠く北アルプスは真っ白に雪化粧。

雪が来る前に、できるだけ走りに来よう。