「あなたは覚えてるだろうか、母の鼻歌」

わしは覚えとるぞ。わしの名前の後で

「ギッチョンチョンの～♪パ～イのパ～イのパ～イ♪」

子どもの頃は何も考えんと聞き流してたけど、

今、文字にして見て見ると、

「ど～ゆ～ことやねん！」

 

ところでわしはできるだけ、

相手が好んでるものをけなしたくない。

わし以外、うちの男衆はみんな野球好きだけど、

わしはけなさん

なのにわしが見てる番組を、

「何がオモロいの。全然オモロない。」

どえらいムカつくんですわ 黙っとけと。

 

新婚の頃、わしが鼻歌を歌うとダンナが途中からジャマしてきて

「鼻毛」とゆ～言葉を歌詞に交えて歌に参加するのが

どえらいヤダったな。

（気持ちよく歌わせろや）

 

ところが最近、息子らからある指摘が。

「ママ、すぐ『鼻毛』って言うね。」

「あきまへんで」

手がけてる仕事がひとつじゃないと、楽しいことは楽しい。

変化があるから、飽きっぽいわしには合っとるかもな。

 

ギックリ腰の後で勤務することになった飲食店での仕事は、

掃除と洗濯、それから仕込みとセッティング。

 

出勤すると、その日の自分のノルマが書かれてるのが

何か楽しい

 

事務での仕事は、自分でその日にした仕事内容を書き込む。

いろいろ重なって忙しい時は、

家事の内容までメモせなアカン錯覚に捕われる。

（あ、これは書かんでもええやつや）

 

イラストは、家では全然描かん

仕事が入った時にヨイショと腰を上げる感じですな。

どんなおば～ちゃんになるんかな～。