美しき旋律 麗しき雑音

忘れるための記憶/覚えておかないための記録

読書三昧

2008-03-02 10:01:11 | 本と雑誌
先々週、先週と全然本を読む暇がなかったので、この週末は読書三昧。中華三昧はむかしの高級インスタントラーメン。

まずは気が進まないがお勉強の本。いわゆる資格取得本ってやつ。その資格を取ったら奨励金数万円が支給されるので、ここはぐっと我慢して読み続ける。が、1章読むのにも一苦労。がんばれ、オレ。

それからちょっと前のベストセラー、福岡伸一著「生物と無生物のあいだ」を少々。こちらも1章1章ゆっくりと読み進める。興味はあるのだが、化学、特に生物学には疎く、結構読み易く書かれてはいるものの難航中。

続いて、もう第3弾となる板尾創路著「板尾日記3」を一気読み。なんちゅうこともない1年間の日記であるし、1日の量も少ないのだがなぜか惹かれるのだった。

さらに先日芥川賞を受賞した川上未映子著「乳と卵」もいっきに。男には一生わからんだろう世界であるが、ほのかな大阪弁が心地よいリズムを生む。本谷有希子氏の作品とも通じる世界、てな気がしたがどうなんだろう。だいぶ違うか。

さらにさらに漱石研究者、石原千秋著「謎とき 村上春樹」を途中まで。ファンだファンだ言いながら、どんだけ自分が浅い読み方しかしていなかったか思い知る。読み方は人それぞれではあるけど。あのうすっぺら(褒め言葉)な「風の歌を聴け」にもそんな裏ストーリーが隠されていたなんて・・・。春樹ファンは一度読んでみたらいいかも。

などと、1日中、本を読んでたら右の首筋が痛み始め、それが頭痛となってわたしを襲う。どうにもならず、ワインを少々飲んでさっさと就寝。

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