めずらしく眠れない夜、ボクはひとりベッドの上で、蜉蝣の生まれ変わりのような、夢ではない夢を見る。痛みを感じながら、決して引くことのない痛みを自らのものとして、明けない空をいつまでも眺めている。やがて、東の空が明るさを伴って、何ものでもない今日という日を生んだってわけさ。熱を持った足を引きずりながら、今日も埋立地の工場に出勤する。工場行きのバスは今日も満員だ。アルマイトの弁当箱が肩にずっしりと思い。工場の煙突から白い煙が立ち上る。いつまでもいつまでも。
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