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ベテランのリベンジ

2014年01月01日 20時03分16秒 | 観戦記

第93回 天皇杯全日本サッカー選手権大会 決勝
横浜F・マリノス 2 - 0 サンフレッチェ広島
17分 齋藤 学
21分 中澤 佑二
2014年1月1日(水) 14:04 46,599人
国立競技場 14.0℃

改修前最後の国立で行われた天皇杯決勝は、リーグ優勝を逃したリーグ2位の横浜と棚ボタでリーグ優勝を得た広島の一戦となった。

今シーズンのリーグ戦で広島に2戦2勝と勝ち越している横浜は序盤から主導権を握った。
ディフェンスの要である中沢が広島のエース佐藤を抑え込み、チームの司令塔である中村が正確なパスとフリーキックで広島の守備陣を切り裂いた。
広島はスピーディーな横浜の寄せにパスを遮断された上、セカンドボールも奪えず前半に2失点。ビハインドを追う後半も終始自分たちのサッカーが作れず、5度目の決勝も無得点のまま試合終了。2年連続リーグ王者となった広島は、またしてもリーグ戦と天皇杯の2冠を逃した。

2月22日(土)に行われるゼロックス杯でも同所で同チームの戦いとなる。
広島は昨年に続く2年連続3度目のゼロックス勝利で横浜にリベンジを果たしたいところ。また横浜は4度目のゼロックス杯挑戦で勝てば初タイトルとなる。
現国立で最後にゼロックス杯を掲げるチームはどちらだろうか。


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